Revar Cine Mini RED V-RAPTOR – V-RAPTORの高精度レプリカ
RED V-RAPTORカメラの次期ポケットサイズ版の写真がリークされた。この次期モデルは、交換可能なPLマウントシステムを搭載し、背面にミニVマウントのバッテリープレートを内蔵し、その小さなフォームファクターは、最大480fpsで記録できる新しい8Kマイクロフォーサーズセンサーを示唆する…ように見えるが、これはレプリカ。
ここ数日、ミニRED V-RAPTORの写真がウェブ上で公開され始めた。机上のトイカメラとはいえ、その信じられないほどリアルなディテールは、一部のユーザーには、これが近日発売されるREDカメラのデザインコンセプトであるかのように思わせてしまうかもしれない。
V-RAPTORの正確なスケールモデルを製造するというクレイジーなアイデアは、Revar CineのRyan Avery氏のもの。IBC 2022で、私たちは同氏にインタビューを行い、この奇妙なプロジェクトの真意を聞いた。同氏は最近、RED Digital CinemaのCEOであるジャレッド・ランド氏から祝福を受け、V-RAPTORのデザインのライセンス供与にゴーサインを出したのだそうだ。
RED V-RAPTORのスケールモデルサイズ
Revar Cine Mini RED V-RAPTORは、REDの8Kフラッグシップカメラの限定レプリカだ。この1:2スケールのモデルは、1つのアルマイトのブロックから驚異的な精度で削り出されている。小さなボタンやパーツに至るまで、本物のカメラ本体と驚くほど同じものが使われている。
このトイカメラは、手に取ると実に頑丈に感じられ、その驚くべき製造品質は、同氏とRevar Cineチームがこのコレクターズピースを作るために注いだ細心の注意をまさに象徴するものだ。このモデルは、125x50x50mm、約800gで、底面に本物の1/4″-20ネジ穴を備えているので、本物の三脚やジンバルに取り付けることができる。
レンズ交換可能
さらに素晴らしいのは、同氏がカメラのスケールモデルの作成に取り組んだだけでなく、いくつかの人気のあるシネマレンズの正確なレプリカを開発することで、さらに一歩進んだ取り組みを行っていることだ。その中には、Atlas Orion 65mm Anamorphic primeと、35mm、50mm、85mm T1.5の3本のTokina Cinema Vistaレンズが含まれている。
これらのスケールモデルレンズは、PLマウントタブをシミュレートしたスレッドレンズマウントを介してカメラにネジ止めされている。ハウジングとギアは極めて高い精度で再現され、レンズ前面には本物のレンズが使用されている。
価格と発売時期
Revar Cine Mini RED V-RAPTORの2:1スケールモデルは現在生産中で、11月に出荷が開始される予定。ユニークなシリアル番号を持つ限定版Mini V-RAPTORは300台のみ生産されるが、同氏は将来的に他のメーカーの他のカメラモデルも予定していると話している。
ブレイン(ラメラ本体)のみのオプションは199ドル、シングルレンズキット付きカメラの価格は299ドルに設定されている。また、Tokina Cinema Vistaレンズは、それぞれ149ドルで別途購入することができる。最後に、Revar Cineは、2、3、4レンズカメラキットをそれぞれ439ドル、579ドル、699ドルで提供している。
詳しくは、こちらのRevar Cineのウェブサイトをご覧いただきたい。