ZacutoはキヤノンC500 Mark II用のショルダーマウント用アクセサリーリグをリリースした。トッププレートやC500 Mark II用Zacuto Z-Finderが用意されている。
C500 Mark II用リグ
新しいカメラが登場すると、サードパーティがアクセサリーを発売するのが普通になってきた。 C500 Mark IIも例外ではなく、Zacutoがショルダーマウント用のリグを発売した。
しかしサードパーティはカメラ本体のメーカーとは異なるため、品質を心配するユーザーもいる。Zacutoは最高品質のカメラアクセサリーやビューファインダーを製造することで知られるアメリカのサードパーティメーカーなので、その点は心配ない。
C500 Mark II用トッププレート
C500 Mark IIのアクセサリーとして、まずトッププレートが用意されている。このプレートはカメラの上部に取り付け、複数の1/4-20インチおよび3/8-16インチ(ARRI位置決めピン付き)ネジ穴で様々なアクセサリを取り付けることができる。また、プレートの背面には、15mmのロッドポートとC500 LCD用のマウントスロットがある。
トッププレートには、Z-Rail / Natoレールが組み込まれているため、Zacutoリコイルハンドルを取り付けることも可能だ。
Zacutoトッププレートは、4本のネジでカメラにしっかりと取り付けられており、不安定になることはない。
C500 Mark II用Zacuto Z-Finder
C500 Mark IIにはキヤノンの4.3インチLCD 、LM-V2が搭載されており、C200に搭載されているLM-V1よりもわずかに大きくなっている。従って、C200用のZ-FinderはC500と互換性がない。
また、カメラの小さなタッチスクリーンディスプレイは、明るい太陽光下ではほとんど何も見えない。このため、Zacuto Z-Finderは、ショルダーマウントで撮影する場合、大変有用だ。
このZ-Finderは従来のデザインを踏襲しており、LCDスクリーンを1.8倍に拡大する。また、視度調整ホイールも付いている。 Z-Finderには、直射日光からディスプレイを保護するため、アルミニウム製のサンマスクが組み込まれている。ファインダーを使用しない場合やタッチスクリーンディスプレイを使用する場合は、Z-Finderを跳ね上げることができる。
キヤノンのLM-V2にZ-Finderを取り付けるため、フォームパッド入りのスリーブ取り付けフレームがある。標準のLA-V2 LCDアタッチメントユニットと付属のZacutoマウントを使用して、Z-Finderをカメラにマウントする。 Z-FinderをZacutoのAxis Miniに取り付けることもできる。
付属品
Zacutoは2種類のZacuto Recoilバンドルを用意している。CanonC500 Mark II Recoil Proと、デュアルトリガーグリップ付きの Canon C500 Mark II Recoilだ。
これらのパッケージには、必要なものがすべて同梱されている。
- Canon C500 Mark IIトッププレート
- VCT Proベースプレート
- Zacuto Recoil Handle
- Zacuto Trigger GripまたはZacuto Rosette Dual Trigger Gripsから選択可能
なお、Zacuto Gratical Eye EVFの一部も利用できる。
価格と発売時期
Zacuto C500 Mark IIトッププレートの価格は150ドル。 また、C500 Mark II用のZacuto Z-Finderの価格は550ドル。バンドルは1400ドルから購入できる。すべての製品は2~3週間後に発売される予定。
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Canon EOS C500 Mark II ※2019年12月下旬発売予定