中国のアクセサリーメーカーTiltaは、ソニーPXW-FX9用カメラケージをリリースした。このケージには、トッププレート、バッテリープレート、ベースプレート、サイドプレート、およびフロントエンドに15mm LWSロッドアダプターが含まれている。
TiltaのFX9用ケージ
ソニーのフルフレームシネマカメラPXW-FX9は、数か月前から発売されている。最近では新しいカメラが登場すると、サードパーティ製のアクセサリーがすぐに発売される。例えば、Zacutoは既に FX9のリコイルリグやシェイプリグを発売しているし、Wooden Cameraもキットを発売している。今回ティルタもFX9のカメラケージを発売した。
TiltaのFX9カメラケージは、次のパーツで構成されている。
- アクセサリーを取り付けるための1/4” -20および3/8” -16ネジ穴を備えたトッププレート。上部プレートはFX9上部ハンドルの周囲に取り付けるため、カメラのLCDマウントを引き続き使用できる。また、2つの15mm LWSロッドアダプターが含まれている。これらをトッププレートに取り付けて、カメラのファインダーの位置調整をしたり、フォローフォーカスモーターを取り付けることができる。
- FX9の下部に取り付けるベースプレート。ベースプレートの前面と背面に15mmのロッドを取り付けることができる。フロントロッドの隣には、レンズマウントアダプターや、重いレンズをサポートするためのビルトインユニバーサルレンズアダプターサポートブラケットがある。ベースプレートを三脚に取り付ける場合は、ソニーのVCT-U14プレートがあるが、Tilta Standardに変更できる。更に、ハンドヘルド撮影では、ベースプレートの下にショルダーパッドがあり、また、ハンドルを取り付けたい場合は両側に2つのARRI標準ロゼットが用意されている。
- FX9の背面に4本のボルトで取り付けられるバッテリープレート。カメラの背面と同じ高さに取り付けるが、ショルダーリグのバランスを良くするためにさらに後方に延長できる。 Tiltaバッテリープレートには、3つのDタップ出力ポートと、2つの14.8V 2ピンLemo出力が用意されている。バッテリープレートには、ゴールドマウント、あるいはVマウントがある。モジュラー4ピンXLR電源入力ポートも用意されている。
- ベースプレートとトッププレートに4本のネジで取り付けるサイドプレートがある。アクセサリーを取り付けるための1/4” -20および3/8” -16のネジ穴も用意されている。
価格と発売時期
FX9用Tiltaカメラケージは現在入手可能で、価格は999ドル。価格面では、Tilta Camera CageはWooden Camera(1757ドル)やZacuto(バッテリープレートなしで1100ドル)と比べ、安価な設定だ。
関連商品
フジヤエービックのショップサイト
SONY PXW-FX9(本体のみ)
画像のレンズは付属しません
SONY PXW-FX9K(キットレンズ付属)