RigWheelsは、瞬時に水平撮影から垂直撮影に切り替えることができる、重いシネマカメラ用の新しいプレート、90度垂直カメラマウントをリリースした。このプレートは2つのヒンジの設計に基づいており、カメラが垂直、水平、正しい角度に保たれることを保証しながら、大きな耐荷重を実現している。
アメリカのメーカーRigWheelsは、スライダー、マグネット式カーマウントシステム、その他のヘビーデューティなカメラマウントアクセサリーでよく知られている。同社は昨年、最大積載量約79kという驚異的な性能を持つ多用途ヘビーデューティ・カーマウントシステム「Kraken」を発表した。Krakenは、25.4cm/10インチの巨大な吸盤を中心に構成されており、4本のロッドでRigPlateに取り付けられる。リグプレートには、カメラアングルを調整するためのリグプレートヒンジが2つ付いている。
RigWheelsは、縦位置撮影が今後普及することを考慮し、RigPlateをより汎用性の高い90度縦位置カメラマウントに改良した。
特徴
90度垂直カメラマウントは、1/4″-20と3/8″-16のネジ穴、複数の5/16″と3/8″-16のパススルー穴を備えた2枚のRigPlates’チーズプレートで構成されている。ボトムプレートは三脚のクイックリリースプレートに取り付ける。トッププレートは、直接ねじでとめるか、ダブテイル/クイックリリースプレートを介してカメラを受け取るように設計されている。
2枚のチーズプレートは、2つの頑丈なボール雲台を介して取り付けられている。RigWheelsは最大積載量について言及していないが、少なくともKrakenと同じ約79kgだと考えていいだろう。
2つのボールヘッドを緩めることで、水平撮影から垂直撮影に瞬時に切り替えることができる。さらに90度の垂直カメラマウントを使えば、別の角度にセットして数秒でダッチアングルを作ることもできる。
価格と発売時期
RigWheels 90度垂直カメラマウントは500ドル/467,95ユーロで発売中。
詳しくはRigWheelsのウェブサイトをご覧ください。