RODEは3.5mmジャックとlightningコネクタのアダプター、SC6-Lを発表した。これは、スマートフォン専用ラベリアマイク、smartLav+に最適のアダプターだ。iPhoneやiPadでステレオ、あるいは2系統のモノラル録音ができる。
入出力
SC6-Lは、2本のマイクと1本のヘッドフォンを同時に接続することができる。特に画期的な技術を採用したものではないが、ヘッドフォンジャックが廃止されたiPhoneユーザーにとっては、待ち望まれていたものだ。
改良点
SC6-Lは、オリジナルのSC6(2系統の3.5mm入力ジャックと1系統の3.5mm出力を持っていた)をアップデートした製品だ。SC6には重大な欠点があった。2系統のオーディオソースを1つのモノラルトラックにしてしまうのだ。インタビューを記録する場合、質問と回答が一緒に録音されてしまい、後で編集がし難くなる。SC6-Lではステレオ録音となり、柔軟性が高まった。
iOSアプリをサポート
iOSアプリ“RODE Reporter”を使用すると、24ビットAACやMP3を最大320kbpsで録音し、Googleドライブ、Dropbox、iCloudなど、好みの場所に直接エクスポートできる。また、GarageBandやFiLMiC Proのようなビデオアプリでも録音することができる。
また、このアプリを使用すると、オーディオをステレオ、あるいは2系統のモノラルトラックとして録音することができる他、マイクのプリゲインも設定できる。
Androidユーザー向けは?
USB-CやマイクロUSBが搭載されたAndroidユーザー向けの製品は、今回発表されていない。映像関連のアプリや機材がほとんどiOSであることに起因しているのだろうが、やはりAndroid対応製品も欲しいところだ。
RODEの “Interview Kit”には、1個のSC6-Lと2個のsmartLav +が同梱されている。
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