RØDEは、スマートフォンを使うコンテンツクリエーターや映像クリエーター向けのアクセサリセット、RØDE Vloggerキットをリリースした。 3つのバージョンが利用可能。2つはiOSおよびAndroidユーザー用で、3つ目のユニバーサルバージョンは古いデバイスを使用するユーザー向けに用意されている。これらのキットは、RØDE VideoMic、三脚、スマートフォングリップ、コンパクトなLEDライト、およびアクセサリーで構成されている。
RØDE Vloggerキットは、スマートフォンで映像を撮影するために必要な機材をセットにした、軽量でポータブルかつ手頃な価格のキット。ソーシャルメディア用の動画を撮影するのに最適のキットだ。
内容物
オーストラリアのオーディオ専門会社RØDEは、Vloggerキットと呼ばれる新しい製品ラインナップを発表した。このキットは、次のようなアクセサリーで構成されている。
- Tripod 2呼ばれる三脚は、卓上撮影に使用したり、自分撮りする場合に取っ手として使用したりできる。三脚の上部に1/4インチ-20の取り付けネジが付いたジンバルヘッドがあり、スマートフォンの撮影角度を調整できる。Tripod 2はプラスチック製で、最大2キロの耐荷重があり、閉じた状態で186.1mm x 72.2mmと非常に小さく、完全に伸ばした状態で151mm x205mmのサイズになる。
- スマートフォングリップ、RØDESmartGripは、スマートフォンを安定して保持できるよう、サバ―製のグリップが付いた金属製のグリップ。これを使用して、スマートフォンを三脚に取り付けることができる。また、「ケージ」のように機能し、1つのコールドシューマウントと3つの1/4 “-20ネジ取り付けポイントを備えているため、スマートフォンを任意の位置に取り付けたり、別のアクセサリーをスマートフォンに取り付けたりすることもできる。幅65mmから85mmのスマートフォンに対応している。
- SmartGripに接続するRØDEMicroLEDオンカメラライト。ライトには4つの明るさ設定があり、ディフューザーと8つのカラーフィルターが付属している。ライトにはバッテリーが内蔵されており、USBType-Cポートを介して充電できる。同社によれば、「1回の充電で、低輝度なら4時間以上使える」とのこと。
RØDE Vloggerキットは照明、スマートフォン保持に加え、更に重要な音にも対処している。
マイクロフォン
前述したように、RØDE Vloggerキットには3つのバージョンがあるが、主な違いは付属のマイク。なお、すべてに風音低減用のウインドシールドが付いている。
ひとつは、Lightningコネクタ付きのVideoMicMe-Lマイク付属のiOSスマートフォン向けキット。 Androidユーザー向けのバージョンは、USB-Cコネクタ付きのVideoMicMe-Cマイクが付属している。
これら2つのキットではマイクは同じものだが、コネクタが異なる。ケーブルは必要ない。 VideoMic Meは、スマートフォンのLightning / USB-Cコネクタに直接接続できる。マイクとスマートフォンの間に小さなゴム製の「ショックマウント」を挿入して、ハンドリングノイズを最小限に抑えている。
VideoMic Meは、カーディオイド極性パターンを備えた圧力勾配エレクトレットコンデンサーマイク。マイクはわずか73.5mmx 25.4mm x20.1mmで28グラムとかなり軽量だ。 VideoMic Meはスマートフォンから直接電力を供給でき、3.5 mmヘッドフォン出力があるので、モニタリングもできる。
3つ目のUniversal Edition RØDE VloggerKitには、従来の3.5mmジャックを備えたVideoMicroマイクが同梱されている。このマイクは、2015年にリリースされたもので、新しいものではない。このUniversal Editionでは、SmartGripに2つのマイクまたはコールドシューアクセサリをきちんと取り付けることができるRØDEDCS-1デュアルコールドシューマウントも入手できる。
価格と発売時期
RØDE Vloggerキットは、どのバージョンも149ドルで予約注文できる。
詳細については、RØDEのウェブサイトを参照いただきたい。