サムスンは、広く使われている860 EVO SSDドライブのアップデートバージョン、870 EVOを発売した。サムスンによると、このドライブの最大読み取り速度と書き込み速度はそれぞれ560MB / sで、前モデルよりも38%高いランダム読み取り速度を実現している。 250GBから4TBまでの各種サイズを選択できる。
EVO SSDドライブは、一般ユーザー、プロシューマー、そしてもちろん映像クリエーターも多く使用している。実際、過去5年間、これらのドライブは世界で最も売れているコンシューマーSSDだ。 2013年7月に840 EVOが最初に発売され、2018年1月に発売された860EVOは3年間更新されていなかった。
SSDは高価格だがはるかに高速のPCIe SSD / NVMeドライブに徐々に置き換えられ始めている。サムスンは、ラインナップを一新し、より優れたパフォーマンスと信頼性を提供する870EVOを発表した。
パフォーマンスの向上
サムスン870 EVOは、同社の最新のV-NANDとコントローラーを装備しており、SATAの最大シーケンシャル読み取りおよび書き込み速度である560および530MB / sに近づけることができる。
サムスンによると、870モデルは以前の860モデルに比べてランダム読み取り速度が38%近く向上している。寿命に関しては、870 EVOは860 EVOよりも持続パフォーマンスが約30%向上し、4TBモデルでは「クラストップのテラバイト書き込み(TBW)定格2,400TBまたは5年間の限定保証」を提供している 。
価格と発売時期
870 EVOは現在、250GBから4TBまでの5種類の容量を選択できる。価格は、250 GBモデルで49.99ユーロ、500 GBで79.99ユーロ、1 TBで159.99ユーロ、2 TBで239.99ユーロ、4TBバージョンで459.99ユーロとなっている。