SANDMARCは、iPhoneやスマートフォンのフォトグラファーやフィルムメーカー向けの三脚のプロエディションの新しいバージョン、SANDMARC Tripod Carbon Editionをリリースした。その名の通り、カーボンファイバー製で、アルミニウム製の三脚と同じ6kgの耐荷重を維持しながら、より軽量になっている。
サンディアゴに拠点を置くSANDMARCは、スマートフォン、iPhone、GoPro、DSLR/シネマカメラ用のフォト&ビデオギアを専門に扱うメーカー。先日、iPhoneの内蔵カメラの前に装着する便利な58mm望遠レンズをレポートした。
昨年は、iPhoneの撮影用に、携帯に便利な軽量三脚を2種類発売した。そのSANDMARC三脚に、さらに一歩踏み込んだ軽量化を実現したのが、このCarbon Editionだ。
SANDMARC三脚カーボンエディションの特長
SANDMARC三脚は、折りたたみ時でわずか39cm、重量1.03kgと非常にコンパクトとなっている。脚は3つのセクションからなり、センターポールもある。4つのセクションはすべてツイストロックカラーを備えており、素早く最大161cmの高さにすることができる。
センターポールの下部には小さなフックがあり、バッグや三脚をより安定させるためのカウンターウェイトを取り付けることができる。
センターポールの上部にはボールヘッドがあり、ランドスケープモードとポートレートモードの撮影を素早く変更することができる。もちろん、このボール雲台は静止画撮影にのみ適しており、パン/チルトの動きには十分な滑らかさはない。
この三脚には、iPhoneの全モデルとほとんどのAndroidスマートフォンに対応したスマートフォンマウントが付属している。また、最大積載量6kgのため、スマートフォンマウントを取り外せば、ほとんどのデジタル一眼レフカメラ/ミラーレスカメラで三脚を使用することができる。
価格と発売時期
SANDMARC Tripod Carbon Editionは、299ドルで予約受付中で、2023年3月に出荷開始予定。直接比較すると、似たような機能を持つBenro MeFOTO RoadTrip Pro Carbon Fiber Series 1はより重く、こちらも299ドルで販売されている。
詳しくは、こちらのSANDMARCのウェブサイトをご覧ください。