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Saramonicがトークバック付ワイヤレスマイクロフォンシステム「Saramonic Vlink2」を発表

Saramonicがトークバック付ワイヤレスマイクロフォンシステム「Saramonic Vlink2」を発表

Saramonic Vlink2ワイヤレスマイクロフォンシステムは、タレントをワイヤレスでマイキングし、カメラで録音するためのベルトパックとレシーバーだけではなく、タレントとのトークバックも可能となり、サラモニックVlink2システムは2ウェイコミュニケーションを実現する。

カメラの前にいるタレントとコミュニケーションを取りながら、カメラを操作する必要がある場合がある。

この場合、大声を出すことが最善のアイデアとは限らないので、a)トークバックチャンネル用に2台目のワイヤレスTX/RXコンボをセットアップするか、b)新しいSaramonic Vlink2のようなシステムを使用して、1台のTX/RXセットで主要チャンネル(タレント➞カメラ)と副チャンネル(オペレーター➞タレント)を結合する必要がある。

Saramonic Vlink2キットはまさにそれを実現する。TXユニットとRXユニットに、それぞれヘッドセットを接続するための3.5mm入力が追加されている。

Saramonic Vlink2
image credit: Saramonic

Saramonic Vlink2

Saramonic Vlink2は、他の送受信機と同じように動作する。2.4GHz帯を使用して音声をワイヤレスで受信機に送るが、各デバイスには3.5mm TRS/TRRS入力が追加されているので、外部ヘッドセットを接続することができる。

オペレーターはタレントと会話しながら、タレントの音声入力のみを録音(=受信機の出力に送る)することができるようになった。

Saramonic Vlink2
How the Saramonic Vlink2 works. Image credit: Saramonic

キット1(TX1台、RX1台)とキット2(TX2台、RX1台)の2種類のキットが用意されている。レシーバーモジュールは2チャンネルなので、必要に応じて後から2台目のTXユニットを追加することも可能。ラベリアマイクが付属しているが、3.5mmコネクタを使用して他のマイクに交換することも可能だ。

Saramonic Vlink2
image credit: Saramonic

TXユニット用のヘッドホンは付属していないので、トークバック機能を利用するためには自身のヘッドホンを使う。RXユニット用のヘッドホンは付属しており、音声のモニタリングやタレントのTXベルトパックへの音声の送信に使用することができる。

Saramonic
image credit: Saramonic

TXのバッテリー寿命は19時間とされており、送信機の内蔵USB-Cプラグを使って(再)充電することができる。TXとRXの両方が有機ELディスプレイを搭載しており、本体の状態に関する基本的な情報を表示することができる。受信機では、3.5mmヘッドホンジャックを使用して受信音声をモニターしたり、ヘッドセットを接続してトークバック機能を利用したりすることができる。

価格と発売時期

Saramonic Vlink2キット1(TX1台、RX1台)は349ドル、キット2(TX2台、RX1台)は449ドルで販売される。両キットとも現在予約受付中。

Saramonic Vlink2
What’s in the box? Image credit: Saramonic

各トランスミッターにはSaramonicのDK-3 Omnidirectional Lav Micが含まれており、キット2には2つ付属している。

Link: Saramonic website

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