ゼンハイザー(Sennheiser)は、同社の製品でバイノーラルオーディオの映像制作するコンテストを開催する。優秀作品には1万ユーロの賞金が用意されている。
ゼンハイザーがバイノーラルオーディオの映像作品のコンテストを行っている。オーディオに関するこのようなコンテストはあまり聞かないが、これは没入型オーディオをストーリーの重要な要素にするという、興味深い試みだ。
ゼンハイザーAmbeoスマートヘッドセットがバイノーラルオーディオの録音を簡単に
我々はカメラやレンズ、あるいはポストプロダクションについては注意を払うが、オーディオについては忘れがちだ。バイノーラルオーディオは従来からある録音手法だが、その録音方法は簡単ではなかった。 Ambeoスマートヘッドセットは、ヘッドフォンを装着するだけで、簡単に高品質のバイノーラル録音ができる。筆者は昨年の夏のギリシャへの撮影旅行でAmbeo スマートヘッドセットを持参し、アンビエントサウンドを録音したが、高品質で自然な音場が録音できた。
ゼンハイザーのサイトでリンクされている映画「Final Stop」を見ていただくと、没入型オーディオを体験することができる。ただし、バイノーラル効果を実感するためにはヘッドフォンで聞く必要がある。
このコンテストに応募するには、制作しようとする映像について1ページのラフストーリーボードを送ると、最初の300の応募に対し、制作用にAmbeoスマートヘッドセットが与えられる。
映画が制作されアップロードされると、一般に公開され投票される。
コンテストの詳細はゼンハイザーのWebサイト(英語)で確認できる。
3Dオーディオ映画を制作するためのヒント
- ストーリーボードを書いてみる
- 音声の演出を考え、ストーリーへの影響を考える
- あらゆる場面でこれを考える
- FiLMiC Proアプリのようなプロダクションアプリを使用する
- カメラとAmbeoスマートヘッドセットを付けた自分の頭を同時にパンする
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SENNHEISER AMBEO SMART HEADSET