ゼンハイザーは Sennheiser ClipMic Digital is a lav for iOSを発売した。これはiPhoneの使いやすさと高品質のゼンハイザーマイクロフォンを組み合わせたiOS用のラべリアマイクだ。
https://vimeo.com/183823194
ゼンハイザーは、AVXワイヤレスマイクシステムなどで、業界で最も有名なマイクメーカーのひとつ。新しいClipMic Digital Lav for iOSは、iPhoneまたはiPadをレコーダーおよびプリアンプとして使用し、Apple Lightningコネクターを介してiOS機器に接続するラべリアマイクロフォンだ。
Sennheiser ClipMic Digitalシステムは、試作されたSennheiser ME 2ラべリアカプセルと、コンバーターとオーディオインターフェースで有名なメーカーであるApogeeのADコンバーターで構成されている。システムはマイクカプセルからライトニングコネクターまで一体になっており、手持ちのワイヤレストランスミッターで使用することはできない。
iOS用のApogee MetaRecorderアプリは無償で、24ビット、96kHzのWAVまたはCAFファイルを記録することができる。また、最大4つの録音用iPhoneをリンクし、マスターデバイスから制御することもできる。 更にApple Watchサポートも提供している。
iOS用のClipMic Digital lavはLightningコネクターを介して使用することができるが、最近のiPhoneでは専用のヘッドフォンジャックがないため、サウンドをモニターすることができない。
BelkinのようなLightningスプリッタがあるが、これはiOSデバイスを同時に充電しながらヘッドフォンを使用できるように設計されているため、 Sennheiser ClipMic Digitalが接続されている場合は、1つのLightningポートでオーディオをモニターすることはできない。また、このようなスプリッターを追加すると、システムを複雑にしてしまう。もちろん、ワイヤレスEarpodsやBluetoothヘッドフォンを使用することもできるが、レイテンシーによってこのソリューションは役に立たなくなる場合がある。だから、今のところ、iOS用のこのラべリアマイクは、Lightningポートとヘッドフォンジャックの両方を備えたiPhoneで使用するのがお勧めだ。
Sennheiser ClipMic Digital lav for iOSはスマートフォンで映像を撮るクリエーターやジャーナリスト、あるいはブロガーにお勧めできるモデルだ。また、DSLR /ミラーレスカメラで第3のオーディオトラックが必要な場合にも使用できる。ただ、若干古いiOSデバイスが必要なのは知っておきたい。 Sennheiser ClipMic Digital lav for iOSは、実用的かつ非常に高品質なソリューションを提供する。
ClipMic Digitalは現在199ドルで販売されている。詳細については、同社のWebページをご覧いただきたい。