ShootoolsのSlider One 40は、プロの使用に十分な耐荷重を持ちながら、40cmと非常に小さなスライダーで、持ち運びも容易だ。また、必要に応じて別売りの80cmのトラックで使用することもできる。
Slider One 40は小型なためスライド幅が短く、必ずしも理想的なスライダーではない。しかし、この新製品は使い方を選べばかなり有用だ。
イタリアのShootools社は、長さ40cm、幅84mmの小型でポータブルなスライダー、Slider One 40を発表した。これは、重量が軽く、結婚式のような速いペースの撮影に対応し、あるいは持ち運びに便利なスライダーを必要としているカメラマンに理想的なスライダーだ。
Slider One 40は、アルミニウムブロックをCNC加工して作られたキャリッジを備え、フリクションを調整するためのノブも用意されている。
同社は、品質に細心の注意を払っており、各部品がショットピーニングや陽極酸化処理などのプロセスを経て更なる剛性を保証している。さらに、ホイールには、ShooToolsによって開発された革新的なST-66テクノポリマーが使用されており、ダブルスチールボールベアリングシステムとともに最高の滑らかさを実現している。
これにより、小型ながら20kgまでの耐荷重を実現しており、DSLR やミラーレスカメラなど、さまざまな用途に対応できる。 Slider One 40はステーを持っていないが、小型のため、1台の三脚を使用してサポートすることができ、全体的な携帯性の向上に貢献している。
Slider One 40は同社の製品ファミリーと互換性があり、さらに長いトラックが必要な場合は、80cmのトラックを購入することもできる。
40cmは、スライダーの長さとしては制限があるかもしれないが、使い方によっては十分効果的な映像が撮影できる。たとえば、前景をカメラに近くして使用すると、背景との視差効果を強調することができる。