Imagine Productsは米国を拠点にする会社で、MacとPC両方に対応したワークフローソリューションを専門としているが、この度ShotPut Pro Mac 2019.2をリリースした。ShotPut Proは映像制作者向けオフロードアプリケーションで、このアップデートには新しいカメラフォーマットのサポートが含まれている。また、これはImagine HQ iOSアプリとも互換性がある。ShotPut Proを使えば、他の作業をしている間に映像ファイルのオフロードやトランスコードをスマートフォンで監視することができる。
ShotPut Pro Mac 2019.2
ShotPut Proは映像クリエーターやDITのためのソフトウェアで、10年近く前から使われている。WindowsとMacどちらにも対応している。 ShotPut Proは、チェックサムを使用して、メモリーカードやハードドライブから複数の保存先ドライブにファイルを安全に、短時間で転送できる。
すべての映像がオフロードされると、ShotPut Proは自動的にレポートを作成し、ポストプロダクションハウスに送信する。
最新のShotPut Pro Mac 2019.2アップデートには、以下のような改善項目が含まれている。
- 迅速で効率的なオフロードを実現する「シンプルモード」の再設計
- ARRI Alexa Mini LFと互換性のある、Codex HDE統合によるARRI .ARIファイルのオフロード
- Blackmagic RAWおよびCanon RAWフォーマットのサポート
- PDFレポート作成オプションとメディアハッシュリスト(MHL)レポートを作成機能
- 最新のメタデータ検索用に新しいREDドロップフレームフラグとアップデートされたRED SDK
- Codex .ARX RAW framesのサムネイル
- iPhoneとiPad用のImagine HQ iOSアプリによるリアルタイムのステータス更新
Imagine HQ iOS app
何百ギガバイトものデータをコピーする場合は、Imagine HQ iOSアプリで時間を節約できる。
Apple Storeからアプリをダウンロードし、ShotPut Proアカウントにログインすると、スマートフォン上で自分のタスクを追跡することができる。タスクが完了すると、通知が届く。
価格と発売時期
ShotPut Proは、12ヶ月間の無料アップデート付きの永久ライセンスで149ドル。最初の12か月が経過したら、ライセンスをそのまま使用するか、アップデートプランを購入してさらにアップデートすることができる。また、一時的にプロジェクトで使用したい場合は、15日または45日間のレンタルもできる。
Imagine HQ iOSアプリは無料で、ShotPut Proのライセンスで動作する。詳細については、Imagine Productsのウェブサイトをご覧いただきたい。
なお、同種のアプリにHedgeがある。(レビューはこちら:英語) これも無料で試すことができるので、良く検討して購入すると良いだろう。