IBC 2024で、SIGMAは最近発売された28-45mm F1.8 DG DN | Art静止画版をベースにしたSIGMA 28-45mm T2オートフォーカスシネレンズのプロトタイプを発表した。この新しいシネマレンズは現在も開発中だ。
先日、SIGMAはフルフレームの28-105mm f/2.8 DG DN|Artレンズを発表した。そして、IBC 2024では、SIGMA 28-45mm F1.8 DG DN | Artをベースにした「コンセプト実証」プロトタイプのAFシネマレンズが展示される予定だ。これは世界でもっとも明るいフルフレームズームレンズで、開放F値は常にF1.8。先月、私たちはこのプロトタイプから期待できることについてレポートした。次のビデオでは、このプロトタイプがベースとしている機能の一部を紹介している。
SIGMA 28-45mm T2オートフォーカスシネレンズプロトタイプ
シグマによると、この新しいレンズはまだ開発中だ。それでも、その仕様書には、オートフォーカス、高速絞りのシネマズームレンズで、ギア式ズーム、フォーカス、絞りリング、メートル法とフィート法の両方での距離表示、クリックなし絞り、Φ86mmスクリューオンフィルターとΦ95mmマットボックスとの互換性があると記載されている。 また、2つの異なるフォーカスモードを切り替えるためのAF/MFスイッチもある。
このレンズは、当初はソニーEマウントまたはライカLマウントで提供される予定。このレンズはまだ開発中だが、シグマが公表した仕様は以下の通り。
- 焦点距離:28-45mm
- レンズマウント:Lマウント、ソニーEマウント
- 絞り:T2-16
- 絞り羽根枚数:11枚(円形絞り)
- 最短撮影距離: 0.3m
- 倍率比:1.4(f=45mm時)
- 前部直径:95mm / 3.8インチ
- フィルターサイズ:86mm
- フォーカス回転:200°
- ズーム回転:60°
- 長さ:Lマウント:151.8mm/6インチ、ソニーEマウント:153.8mm/6.1インチ
- 重量:LマウントおよびソニーEマウント 1,250g/44.1oz
- 画角:FF:65.5-43.6°、APS-C:45.9-29.5
価格と発売時期
価格や発売時期については現時点では未定。詳細が判明次第、またレポートしたい。
シグマのシネレンズの詳細については、こちらのウェブサイトをご覧下さい。