シグマは、FFハイスピードプライムシネマレンズ、14mm/T2と135mm/T2を発表した。
14mm/T2と135mm/T2プライムシネマレンズの概要
今年初めに同社はARTシリーズで同じ2つの焦点距離のレンズを発表したが、これを基に今回のシネマレンズが構築されている。14mmと135mmのシネマ版はすでに発表されており、NABで展示される予定。
この2つの新しい焦点距離は、同社のFFハイスピードプライムラインアップのカバーする焦点距離を広げている。昨年発表された20mm T1.5と85mm T1.5がそれまでカバーしていた焦点距離の両端だった。14mmと135mmの追加により、24mm、35mm、50mmのT1.5を含めて合計7本のラインアップが実現したことになる。
5つのFFハイスピードプライムシネマレンズが5月に出荷を開始する予定で、14mmと135mm T2レンズは6月から7月にかけて発売の予定。 他の焦点距離のレンズと同様、PL、EF、Eマウントが用意される。
その他の情報
さらにシグマは、「多彩な映画のニーズに対応する」ために、(やや光るSTANDARDシネマレンズとは対照的な)フルルミナス仕様に加え、メトリック・マーキングのあるバージョンも選択できるようになったことを発表した。
最新のプレスリリースでは、レンズのEマウントとEFマウント間でマウント変更したい顧客に対して、有料のマウント変換サービスを開始したことを発表している。