先月初めにシグマが新しいレンズを発表し、IBCでそのインタビュー記事も掲載したが、このほど価格が発表された。新しいレンズはCine High Speed Zoom 18-35mm T2 と 50-100mm T2 の2本。
シグマは$5,000以下と明言していたが、今回の発表では約束通り、Cine High Speed Zoom 18-35mm T2 と50-100mm T2とも$3,999と発表されている。出荷時期は12月9日。
どちらのレンズもE、EF、PLマウントで、super35mm対応、6K-8Kの収録にも対応するとされている。
価格に関して、シグマは他のライバル、例えばアンジェニューやCook、あるいはArriやフジノンといったライバルよりもずっと安価であるのがアドバンテージだ。また、ツァイスの LWZ.3 21-100mm T2.9/T3.9も注目されるレンズだが、価格は$9,900、キヤノンのCanon 18mm-80mm T4.4 Servoは$5,000だ。どちらもシグマのレンズよりズーム域は広いが、明るさではシグマが優っている。なお、フルフレームのシグマ24-35mm T2.2については、まだ価格、発売時期の情報は無い。
数週間前に、このレンズをイベントで触ってみたが、感触はすこぶる良かった。Cinema5Dの過去の記事も参照願いたい。