Taipan Cinemaが、シグマのフルフレームミラーレスカメラfp用のケージKABUTO FP1を発表した。多くの1/4-20と3 / 8-16取り付けネジ穴とARRI 2ピン回転防止マウントを備えている。また、カメラの機能を妨げることなく、T5 SSDホルダーとコールドシューアダプターが取り付けられる。
コンパクトなミラーレスカメラfpは間もなく発売され、cinema5Dでも近くレビュー記事をリリースする予定。カメラの価格は2,000ドルをわずかに下回る。これを受け、多くのアクセサリーメーカーがfpのアクセサリーを開発しているが、Taipan Cinemaはこのカメラのケージを初めて発表した。
Taipan Cinemaはイタリアのカメラアクセサリーメーカーで、主にカメラのケージとリグを開発している。同社は非常に早いタイミングで開発するのが常で、例えばDJI Osmo Pocket用のEXOケージも最初に発売した。シグマはfpカメラの3Dデータを公開しており、これを使ったと思われる。
KABUTO FP-1ケージの概要
KABUTO FP-1ケージはモジュラー設計で、正面からカメラに取り付ける。名前は、日本の「兜」に因んで名付けられた。
このケージには、多くの1/4-20UNC、3/8-16 UNCネジ穴や、ARRI 2ピン回転防止マウントなど業界標準の取り付けポイントがあり、サードパーティ製アクセサリーを容易に取り付けられる。カメラの機能を妨げることなく、また fpのデザインをスポイルすることなく、VF-11ビューファインダーやレンズアダプターなどのオリジナルアクセサリーを装着することができる。
独自に設計されたSSDホルダーはサムスンのT5 SSDユニットを取り付けることができ、開いたときは太陽光シェーダーのような形状になり、閉じた場合はディスプレイプロテクターとして機能する。他のSSD用ホルダーも将来発売が予定されている。 fpはSSDを記録メディアとして使用できるため、SSDの取り付けは必須になるだろう。
ARRI 2ピン回転防止マウントは、レンズの軸に合わせてケージの最前面に配置されており、レンズの動作を妨げることなく上部にサードパーティ製のハンドルを取り付けることができる。さらに、位置を調整でき、理想的なバランスをとることができる。
右側上部には、着脱可能なコールドシューサポートプレートがあり、親指を置くポイントとしても機能する。多数の1/4-20ネジ穴が用意されており、ネックストラップポイントも移動できる。
KABUTO FP-1ケージは、7075-T6航空宇宙用アルミニウム合金製で、サテン表面仕上げ、軍事仕様の自然なグレーで、かつステンレス鋼のヘリコイルで補強された1/4-20UNCネジ穴が用意されている。
価格と発売時期
KABUTO FP-1ケージは2019年11月に発売予定。価格は近日中に発表される。同社のサイトから予約注文が可能になる。
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