シグマは、オリジナルのfp のユーザー向けに、ダイヤル/ボタン変換サービスを実施している。後ダイヤルやMODEボタン、マイク・ケーブルレリーズ端子カバーをfp Lのパーツに合わせて有償で改造する。
fpシリーズには現在、2019年10月に発売されたオリジナルのSIGMA fp(レビューはこちら)と、2021年3月に発売された新しいfp L(映像クリエーター向けレビュー、ラボテスト、フォトグラファー向けレビュー)の2つがある。fp と fp L はほとんど同じに見えるが、ダイヤルとボタンには微妙な違いがある。シグマは、fp の本体を、fp L の新しいパーツに変更するサービスを行っている。
fp ダイヤル/ボタン変更サービス
この変更サービスは、fp の元のパーツをfp Lのパーツに変更する。これには、3つのパーツの変更が含まれる。
- リアダイアル:fp L に採用された新しいリアダイアルは、よりしっかりとしたクリック感がある。
- MODE ボタン:MODE ボタンの高さが低くなる。ボタンのストロークはそのまま。
- マイク/ケーブル リリース ターミナル カバー:カバーを引き戻すための突き出たエッジが削除される。
シグマはさらに、この変換サービスで、カメラのセンサーと筐体をクリーニングすると述べている。リクエストがあれば、カメラのファームウェアを更新することもできる。なお取り外した部品は返却されない。
価格と発売時期
変換サービスは、認定を受けた シグマのサービスポイントで行う必要があるため、カメラを返送する必要がある。 送料、変換サービス、および必要な時間は、国や地域によって異なる。たとえば日本では、変換サービスは約2週間かかり、16,500円(税込)となっている。
シグマのサイトはこちら。