シグマfpカメラは、パナソニックLUMIX S 20-60mm広角レンズ、Blackmagic Video Assist 12Gレコーダー、および Atomos Ninja Vレコーダーとのワークフローに関連するいくつかのバグを対策する無料のファームウェアアップデートバージョン2.01をリリースした。
販売されているフルフレームミラーレスカメラの中では最小とも言われるシグマfpのファームウェアアップデートバージョン2.0がリリースされた。このアップデートにより、HDMI、デュアルISO、外部RAW記録に対応している。アップデートv2.0の詳細については、こちらも参考いただきたい。
今回リリースされたのは、小規模のファームウェアアップデート(バージョン2.01)。
ファームウエアアップデートV2.01
ファームウェアのアップデートは無料でダウンロードできる。アップデートの方法については、同社のサイトにマニュアルが用意されている。次のバグが修正されている。(シグマのサイトから)
- パナソニック社製LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6使用時に、レンズ光学補正の周辺光量“オート”に設定している場合、焦点距離20mm、絞り値F3.5にて撮影したDNGもしくはCinemaDNGファイルを他社製現像ソフトで開くと、ソフトによっては画像の四隅が白くなってしまう現象を修正しました。
- Blackmagic Design社製 Blackmagic Video Assist 12GモデルによるHDMI経由のBlackmagic RAWコーデック記録に関わる不具合を修正しました。※1
- ATOMOS社製のモニター / レコーダー「NINJA V」によるHDMI経由の圧縮RAW記録に関わる不具合を修正しました。※2
※1 Blackmagic Video Assist 12Gのファームウェアアップデートが必要です。※2 「NINJA V」のファームウェアアップデートが必要です。
ファームウェアアップデートにより、SIGMA fpからBlackmagic RAWを記録するときのワークフローを改善する。これは5インチと7インチの12Gビデオアシストレコーダーに対応し、ダウインロードは無料でできる。また100および119.88 fpsのサポートを追加し、色温度を改善し、トリガー記録を修正している。 こちらはブラックマジックデザインのサポートサイトからダウンロードできる。