MTFサービスは、SIRUI 24mm F / 2.81.33xアナモルフィックレンズをLマウントとRFマウントに変換すると発表した。現在35mm F /1.8および50mmF /1.8の変換に対応している。
レンズメーカーのSIRUIは、今年初めに24mm F / 2.81.33xアナモフィックレンズをIndiegogoで発表した。クラウドファンディングキャンペーンは140万ユーロを集め、成功裏のうちにすでに出荷されている。
ただし残念ながら、SIRUIアナモフィックレンズはSuper35 / APS-Cセンサーしかカバーしておらず、キヤノンEF-M、富士フイルムX、ニコンZ、ソニーE、またはマイクロフォーサーズ(MFT)しか選択できなかった。
英国のレンズ専門メーカーMTF Servicesは、SIRUIのアナモフィックレンズ50mm F /1.8と35mmF /1.8をLマウントやRFマウントに変換するサービスを始めた。 そしてさらにSIRUI 24mm F /2.8にも同様に対応する。
MTF Servicesの変換サービス
RED Komodo、キヤノンC70、パナソニックLUMIX S1H、S1、S5のユーザーに朗報になる。MTFサービスのおかげで、「手頃な」広角アナモフィックSIRUI 24mm F /2.8レンズが使用しているカメラのレンズマウントで利用できるようになった。
この追加により、低価格で1.33xアナモフィックレンズのトリオ(SIRUI 24mm F / 2.8、35mm F / 1.8、50mm F / 1.8)が使用できる。
変換は、24mmのMFTバージョンに基づいている。
なおMTF Servicesは、「この変更は、従来の35mmおよび50mmレンズよりも複雑な工程になる。24mmの変換では、新しいマウントを取り付ける前に、MTF Servicesがレンズバレルの一部を機械加工する必要がある。元のMFTマウントに戻すことができるが、バレルは変更された形式のままとなる。」と述べている。
価格と発売時期
このSIRUI24mm F / 2.8 1.33xLマウント/ RFマウント変換を自分で行うことはできない。
具体的には、MTF Servicesによって変換されたレンズを1350ドル(税別)で購入する格好になる。RFマウントとLマウントの価格は同じ。どちらのマウントも、MTF Servicesまたはその認定ディーラーから現在注文できる。
詳細については、MTF Servicesのウェブサイトを参照いただきたい。