Siruiは、Swift M1とSwift P1の2つの新しいコンパクトジンバルのIndiegogoキャンペーンを開始する。 Swift M1はスマートフォン専用に設計されているが、Swift P1は最大900グラムのスマートフォンとミラーレスカメラに対応する。
Swift M1の概要
Swift M1はスマートフォン専用のジンバルで、わずか498グラムと軽量で、最大負荷は300グラム。参考までにiPhone 11 Proの重量は226グラムだ。 このジンバルは2つに折りたたむことができ、バッテリーははめ殺しで6時間持続する。各軸にロックボタンがあるため、持ち運びが便利だ。
Swift M1の前面には、小さなOLEDディスプレイが装備されており、モードの表示などができる。画面の下には、ジョグダイアルと4つのボタン(機能/メニュー/記録/電源)がある。ジンバルの背面には、すべての軸をリセットする小さなトリガーボタンがある。左側には、ロール軸を調整したり、モードを変更したりするための小さなダイヤルが用意されている。
Swift M1には、多くのソフトウェア機能が搭載されている。他のジンバルもそうだが、iOSおよびAndroidに対応したSwiftアプリをスマートフォンにインストールする必要がある。
アプリでは、次のようなさまざまな撮影モードとエフェクトを利用できる。
- 動きの速いシーンの「スポーツモード」に似たインスタントシーントランジション
- 有名な「Vertigo(めまい)効果」またはドリーズームショットを再現するヒッチコックモード
- 無限のロールショットが可能なPOVロールモード
- 90/180/360°のパノラマ写真を簡単に作成できるパノショットモード
- ハイパーラプスを作成するPath Lapseモード
- AIを使用してフレーム内の被写体の顔を認識し、常にフレームの中心に保つアクティブトラックモード
Swift P1の概要
Swift P1はスマートフォンとミラーレスカメラどちらにも対応したジンバルで、自重800グラム、最大負荷900グラムとなっている。 Swift M1と同様、Swift P1にははめ殺しの内蔵バッテリーが搭載されており、約9時間持続する。
デザインはSwift M1に似ており、同じボタン/画面/ホイールがある。主な違いは次のとおり。
- 2つに折って畳めない。
- 三脚ベースが付属
- ヒッチコックモードを除くすべてのモードを装備:POVロール、インスタントシーン遷移、パノショット、パスラプス、アクティブトラッキング。
動作させるには、ケーブルを介してカメラをジンバルに接続する必要がある。以下は、現在互換性のあるカメラのリスト。
カメラをSwift P1に接続することにより、写真やビデオの録画だけでなく、フォーカスの制御もできる。
価格と発売時期
IndieGogoキャンペーンで今すぐ予約できる。価格は99ドルからで、発送は2019年12月の予定。
なお、これはクラウドファンディングプロジェクトであり、販売店ではないことに注意いただきたい。cinema5Dは、正当と思われるプロジェクトのみ紹介するように最善を尽くしているが、実現しないリスクも伴う。