SmallHDは、Pomfort LivegradeプラグインをSmallHD 4Kプロダクションモニターに追加した。これにより、イーサネットケーブルでSmallHDモニターをパソコンに接続し、パソコンから色補正を行ったり、画面上の画像をリアルタイムで調整できる。
SmallHD 4Kプロダクションモニターは、Cine、Vision、およびOLEDモニターで構成されている。これらのハイエンドオンセットモニターは、2019年9月に発表されたが、ほぼ1年後に出荷が開始された。
これらはレンタルを想定した製品(5.999ドルから)だが、Pomfort Livegradeプラグインのリリースにより、更に機能アップした。
Pomfort Livegradeプラグインとは
SmallHD 4Kプロダクションモニター用のPomfort Livegradeプラグインのリリースにより、イーサネットケーブルを介してPomfort Livegradeを実行しているパソコンにモニターを接続するだけで使用できる。パソコンで設定を調整することにより、プロダクションモニターに表示されている画像を変更したりグレーディングできる。
この新機能は、DITやカラーリストにとって非常に便利だ。以前は、DITカートとビデオビレッジ間のLUTボックスを使用し、最終的な画像がどのようになるかを確認する必要があった。
また、状況が大幅に変化した場合、DITは常に新しいLUTをエクスポート/ロードする必要があったため、時間がかかった。この4Kプロダクションモニター用のPomfort Livegradeプラグインを使用すると、すべての変更をリアルタイムで実行できるため、時間を大幅に節約できる。
価格と発売時期
このPomfort Livegradeプラグインは、Cine 24インチ(5,999ドル)、Vision 17インチ(9,999ドル)、OLED 22インチ(11,999ドル)、そしてVision 24インチ(14,999ドル)を含む、すべてのSmallHD4Kプロダクションモニターで利用できる。
SmallHDのウェブサイトはこちら。