SmallHDがFOCUS 7を発表した。これは同社初の7インチタッチスクリーンモニターだ。FOCUS シリーズには5インチタッチスクリーンディスプレイも存在し、OS3ファームウエア、HDMI入力を搭載する。ソニーのLタイプバッテリーで動作する。
FOCUSシリーズは同社の人気製品だが、HDMI、SDI、OLED、LCD、Boltワイヤレスなどに関し何度か改善が図られている。従来は5インチのディスプレイのみだった。
Smallhd Focus 7は7インチスクリーンをサポートした。これは同社初の7インチタッチスクリーンモニターだ。
このモニターは、最大4K 30pの信号を入力でき、1920X1200の解像度で表示する。明るさは1000nitsで、1インチあたり323ピクセルを持つ。
FOCUS 5同様に、タッチスクリーンでメニューを操作することができる。また同社の他のモニター同様、FOCUS 7はOS3ファームウェアを搭載しており、高度なフォーカスコントロールや露出補正が可能だ。
Smallhd Focus 7にはソニーLシリーズバッテリー互換スロットが2基搭載されている。FOCUS 5ではシングルスロットだった。
FOCUS 7はケーブルを介して小型のミラーレスカメラに電力を供給することも可能だ。これにより、カメラシステム全体をコンパクトにすることができる。
その他の機能では、LUT対応や静止画ライブラリ用のSDスロット、ヘッドフォンジャック、Micro USBポート、フルサイズのHDMIが搭載されている。HDMI入力ポートは、ケーブルとの接続を保護されている。
7インチチルトアームも用意されており、これにマウントして使用すると、コンパクトに取り付けることができる。
重量は319gでSmallHD 702よりも30%軽量となっており、ジンバルやコンパクトカメラでの使用に適している。
SDI、OLED、そして無線機能などFOCUS 5と同じ拡張機能を持つことが期待される。