SmallHD FOCUS OLEDは、新しい5.5型1080pタッチスクリーンカメラモニターを発表した。NAB 2018で展示される。マイクロHDMIまたはSDI入力が搭載されており、多くの機能が追加されている。
2009年に設立されたSmallHDは、高品質のフィールドモニターで知名度が高い。今年のNABでは、SmallHDはFOCUSシリーズの新しいモニターを数機種用意している。
Micro HDMI入力、あるいはフルサイズのSDI入力を備えたFOCUS SDIモニター、新しいFOCUS Bolt TXモニター、FOCUS Bolt RXモニター、Teradek内蔵トランスミッタとレシーバ、そしてFOCUS OLEDモニターなどを展示する。下は同社のプロモーションビデオ。
SmallHD FOCUS OLEDは5.5 “1920×1080解像度のオンカメラモニターで、OLEDのカラーとコントラストの性能と、タッチスクリーンユーザーインターフェースの利便性も併せ持っている。また、ワイドカラーガマットディスプレイ、エッジトゥエッジ結合ガラス、内蔵バッテリースロット、SmallHD傾斜アームマウントソリューションも搭載している。
オリジナルのSmallHD FOCUSモニターと同様、FOCUS OLEDは小型DSLRカメラやミラーレスカメラに電力を供給することができる。 モニターに7.2V電源出力が用意されているので、ソニーLシリーズのバッテリーを使用して、FOCUS OLEDモニターとカメラの両方に電力を供給することができる。例えば、ソニーのα7シリーズの内蔵バッテリーを補完する軽量のソリューションと言える。
SmallHD FOCUS OLEDには、マイクロHDMI入力とフルサイズのSDI入力がある。モニターには、SmallHDのOS3ソフトウェアが装備されており、Waveform、Vectorscope、False Color、Focus Assistなどのツールを即座に使うことができる。モニターには、SDカードスロットも用意されており、リアルタイム3D LUTをロードすることもできる。
主な仕様
- 5.5 “1920×1080 OLEDタッチスクリーンディスプレイ(400ppi以上)
- 拡張コントラスト比(60,000:1)
- 350 nitsの明るさ
- 広色域(105%NTSC)
- マイクロHDMI入力モデルかフルサイズSDI入力モデルを選択可能
- 内蔵ソニーLシリーズバッテリースロット
- 7.2V出力
- オーディオをモニターするための1/8 “ステレオミニプラグ
- SDカードスロットによりリアルタイム3D LUTをロード可能
- 重量:255g
価格と発売時期 – SmallHD FOCUS OLED HDMIのメーカー希望価格は699ドルで、4月30日に発売予定。SDIバージョンのメーカー希望価格は799ドルで、5月31日に発売を予定している。
NABでは、SmallHDは屋外ブースOE5098(ビアガーデンの向こう側)に出展予定。 SmallHDは4月9日月曜日、午後2時にモニターのプレゼントを予定している。登録が必要なので、月曜日の早い時間に来ることをお勧めする。