SmallRigはDJI Ronin-S用の3つのアクセサリーをリリースした。モニターなどを取り付けるためのクランプ、取り付け用プレート、および木製ハンドルで、DJI Ronin-Sの機能を拡張することができる。
SmallRigは、ケージやアドオン製品を手頃な価格で提供するので有名なメーカーで、そのSmallRigからDJI RONIN-S用のアクセサリー取り付けクランプや木製ハンドルが発売された。
DJIのRonin-Sは、優れたハンドヘルドジンバルで、大きな耐荷重と多くの機能を備えている。しかし、モニターやマイクなどのアクセサリーを取り付けるためのマウントポイントがあまり多くない。かと言って、もちろんこれらのアクセサリーはジンバルに取り付けない方が良い。ジンバルのモーターに負担がかかるからだ。
SmallRigはこれらのことを考慮し、3つの新しいマウントソリューションをリリースした。
マウンティングクランプ
SmallRig MountingClamp(コードネーム2221)は、アルミニウム製の2つの部品で構成され、付属のネジで、グリップの上部にネジ止めする。クランプの内側はゴムで覆われているので、Ronin-Sを傷つけることはない。
各側面にNATOレールがあるので、アクセサリーを簡単に着脱できる。また、各側面に3つの1/4 “-20ネジ穴と、2つのARRI 3/8″ネジ穴も用意されている。重量は131グラムで、アクセサリーを取り付けるとかなりの重量になるが、取り付けるには便利な方法だ。
マウンティングプレート
SmallRig mounting plate(コードネーム2214)は、コネクタをカバーする小さなプレートを外した後に取り付けるアルミ製のプレート。もちろん、RONIN-Sのプレートを取り外しても保証が無効になることはない。
マウンティングプレートには6つの1/4 “-20ネジ穴、1つのARRI 3/8″ネジ穴を備え、側面の1つはNATO互換となっている。注意すべき点は、取り付けるアクセサリーが1.5kgまでということ。もともとRONIN-Sのカバープレートは、アクセサリーを取り付けるのではなく、コネクタをカバーするのが目的なので、大きな負荷をかけることはできない。なお、クランプの重さは35グラムしかないので、取り付けたままでも重さを感じることは無いだろう。
ユニバーサル木製ハンドル
SmallRig universal wooden side handle(コードネーム2222)は、DJI Ronin-Sだけでなく、他の片手持ちジンバルにも対応する。アルミニウム製だが、ハンドルのグリップ部分が木製となっている。
このハンドルにはアクセサリーを取り付けられるように複数の1/4 “-20、Arri 3/8” -16ネジ穴とコールドシューを備えている。RONIN-Sに付属する小さな三脚も引き続き使用できる。ハンドルの底面には1/4 “-20と3/8” -16のネジ穴が用意されている。デュアルハンドル化に適した、コンパクトなソリューションと言える。
価格と発売時期
DJI Ronin-S用マウントクランプは現在、予約注文が可能。 2018年10月15日に出荷予定。
DJI Ronin-S用SmallRigマウントプレートは既に発売済み。
SmallRigユニバーサル木製ハンドルは現在予約注文が可能。 2018年9月30日に出荷予定。
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