SmallRigがソニーBURANO用アクセサリーを発表 – ファーストルック
Cine Gear 2024で、SmallRigはソニーBURANO 8.6KフルフレームシネマカメラCineAlta用のアクセサリーのプロトタイプを展示した。会場で我々は SmallRig の Manny Moreno 氏にインタビューを行った。
昨年9月に発表されたBURANO(我々のラボテストはこちら)は、発売からしばらく経ち、ソニーはファームウェアアップデートロードマップを発表した。一方、ARRI、Wooden Camera、Tiltaなど、多くの企業がこのカメラ用のサードパーティーアクセサリーを発表している。また、Zacuto、MID49、Bright Tangerineのように、カメラのEVFの位置を変えて、より快適に作業できるような代替品を提供しようとしている企業もある。
SmallRigは長年、ハイブリッドミラーレスカメラやエントリーレベルのシネマカメラ用のケージやアクセサリーを製造してきた。しかし、過去にはハイエンドシステムにアプローチすることはほとんどなく、RED V-RAPTORケージキットを除いては、現在は生産中止となっている。そして今、同社はソニーBURANOキットでより上級のユーザーをターゲットにしているようだ。
SmallRigのBURANO用アクセサリーの概要
ソニーBURANO用のSmallRigアクセサリーのエコシステムはまだプロトタイプの段階だが、Cine Gearに展示されていたカメラにはすでにかなりの数のパーツが取り付けられていた。下から順に、15mmと19mmのロッド規格をサポートするアリ溝とベースプレートシステムを見つけることができる。
2つのサイドブラケットにより、1/4「-20と3/8」-16の両方のアクセサリーを取り付けることができる。また、サイドのチーズプレートをカメラの背面に取り付けることで、カメラの入出力ポートを保護しながら、アクセサリーをさらに取り付けることができる。
2つのサイドブラケットとチーズプレートはトッププレートにしっかりとネジ止めされており、トップハンドル用の切り欠きがある。前面には15mmのロッドクランプがあり、調整可能なEVFマウントを取り付けることができる。さらに、デュアル15mmブラケットをレンズマウントの上に取り付け、15mmロッドを通すことができる。
システム全体は、最近アップデートされ、NAB2024でプロダクト・オブ・ザ・イヤーを受賞した同社のホークロック・クイックリリーステクノロジーを中心に構築されている。これにより、例えばサイドハンドルのように、リグのアクセサリーを素早く調整し、再配置することができる。
価格と発売時期
現在、ソニーBURANO用スモールリグ・アクセサリーの価格と発売時期に関する公式情報はない。同社はまた、このカメラ用のさまざまなアクセサリーキットを検討中だそうだ。今後のアップデートについては、CineDにご期待いただきたい。