SmallRigは、手頃な価格のラベリアマイク、Forevala L20を発表した。このシステムは、長いケーブル付きのラベリアマイクと、基本的な調整を行うコントロールパネルを備えている。
SmallRigは、手頃な価格で高品質の製品を提供することで高い評価を得ている。
中国のメーカーSmallRigは、すでに低価格のラベリアマイクシリーズ、simorr Waveをリリースしていが、今回SmallRig Forevala L20を発表た。インタビューやライブストリーミング用に設計されている。
Forevala L2の無指向性カプセル
360°の無指向性カプセルを搭載している。このマイクには、シールドされた5メートルの長さのTRRS 3.5mmジャックケーブルが付いており、干渉や音質の低下を最小限に抑えることができる。
このケーブルの長さは、本製品がカメラやスマートフォンに直接接続することを想定している。そのため、外部レコーダーやワイヤレスシステムを用意する必要がなく、理想的なソリューションとなる。
コントロールパネルとオーディオ調整
ケーブルに搭載されたコントロールパネルは、基本的なオーディオ調整を行うことができる。
ローカットフィルターは、自動車やエアコンから発生するような200Hz以下の周波数を減衰させることができ、ゲインコントロールスイッチは、録音された信号を+10dBオンチップで増幅することができる。
また、「デバイス切替」ボタンにより、「スマートフォン」から「カメラ」へと素早く切り替えることができる。このため、TRRS-TRSアダプターを使用する必要はない。
バッテリー持続時間など
本体の重さは51gで、付属のコントロールパネルと非常に長いケーブルを考慮すると妥当な重さだ。パネルはアルミニウム製で、ブラックレザー仕上げとなっている。
Forevala L20の120mAhの内蔵バッテリーは、USB-Cポートを使って充電できる。SmallRigによると、このバッテリーはフル充電で最大24時間の動作が可能。
同梱品
キットには以下が含まれている。
- ラベリア・マイクロホン
- 2xフォーム・ウィンドスクリーン
- ファー付きウィンドスクリーン
- USB-C充電ケーブル
- ケーブルストラップ
- 収納バッグ
価格と発売時期
珍しいデザインのラベリア・マイクロホンで、実際、長いケーブルや操作パネルが気になるユーザーもいるだろう。
しかし、これらの機能は、外部レコーダーやワイヤレスマイクシステムを使用せずに、カメラに直接ラベリアマイクを接続したい人にとっては便利だ。
基本的なインタビューやライブストリーミングのセットアップに最適だ。