SmallRigは、富士フイルムX-T4用ケージを発表した。アルミニウム合金製のワンピース構造で、コールドシュー、1/4” -20、3 / 8” -16アクセサリースレッドとARRI位置決めピン、アンチツイストピン、NATOレール、内蔵アルカスイスのクイックリリースプレートが装備される。 また、バッテリーグリップが取り付けられた状態に対応するケージも用意している。このケージは、同社の各種アクセサリーと互換性がある。
先日X-T4の発表をレポートした。(記事はこちら) X-T4のサイズはX-T3とは異なるため、X-T3用のケージはX-T4には使えない。中国のカメラアクセサリーメーカーSmallRigは早くもX-T4用のケージを導入した。
SmallRig のX-T4用ケージ
このケージ(CCF2808)は、アルミニウム合金の一体成型で、202gと非常に軽量だ。ケージはX-T4にぴったりと収まるように設計されているが、すべてのダイヤルやボタンに悪影響を及ぼすことは無い。
ケージには、複数の1/4″ -20、および4つの3/8″ -16アクセサリースレッドが用意されており、3/8” -16スレッドのうち3つは、ARRI位置決めピンを備えている。ケージの上部にはコールドシューがあり、左側にはNATOレールがある。ケージの下部には、1/4” -20ネジに加えて、カメラを所定の位置にロックしてねじれを防止する小さな格納式のねじれ防止ピンがある。
ケージの下部には、Arca Swissクイックリリースプレートがある。また、ケージの底部には、磁石で固定されているマイナスドライバーも用意されている。さらに、両側にストラップスロットもある。
X-T4のグリップはX-T3のグリップよりもわずかに大きくなっているが、ケージはアルミ製の延長部を付けて右側のグリップをさらに大きくしている。
ケージは、同社のHDMIおよびUSBケーブルクランプ(BSC2809)、トップハンドル(2165)、サイドハンドル(2093)、モニターマウント(BSE2348)、およびNATOハンドル(2187)と互換性がある。ケージ自体の寸法は150.3 x 59 x 106mm。
バッテリーグリップ付きX-T4対応のケージ
SmallRigは、VG-XT4バッテリーグリップを取り付けたX-T4用ケージも用意している。内側にねじれ防止ピンは無いが、バッテリーグリップの周りにぴったりとはまることでねじれが防止される。ケージの前面には、SmallRigの15mmロッドクランプ(1943)を取り付けるための2つのネジがある。
このケージには、底部にアルカスイスクイックリリースプレートは付属していない。 SmallRigのケージの番号はCCF2810。
価格と発売時期
X-T4ケージはどちらも現在予約注文可能。 SmallRigによると、出荷は2020年3月28日以降に開始する予定。シンプルケージの定価は79ドルだが、予約注文中は54.90ドルで購入できる。バッテリーグリップ付きの場合は99ドルだが、予約注文の価格は69ドルとなっている。