SmallRig Pix M160は、160個のLEDを搭載したコンパクトなRGBWW LEDライトで、最大出力は1350ルクス(0.5m時)。CCTモードで2500~8500Kの白色光、フルカラーHSIモード、12種類のライトエフェクトも搭載している。3800mAhの内蔵バッテリーは、パワーバンクとしても使用できる。豊富なアクセサリーも用意されており、現在99ドルで予約可能。
バッテリー内蔵のポータブルRGBライトは、現在非常に多くのモデルが各社から発売されている。「Aputure MC」「Nanlite LitoLite 5C」「Rosco DMG DASH」「DigitalFoto YY100」「DigitalFoto W64RGB」など(順不同)、多くの製品が手に入る。しかし、中国のカメラアクセサリーメーカーSmallRigは、独自のポケッタブルRGBライトを発表した。
SmallRig Pix M160 RGBWW LED Light
SmallRigのPix M160 RGBWW LEDライト(製品番号3157)は、同社の幅広いカメラアクセサリーに新たに加わった製品だ。このライトには3つの動作モードがある。
- CCTモード:2500K~8500Kの色温度で白色を表現するモード。
- HSIモード:色相、彩度、強度を選択して希望の色を得ることができるRGBWWの全領域をカバーするモード。
- エフェクト モード:このモードには、パトカー、消防車、救急車、RGBファストチェンジ、RGBスローチェンジ、RGBストロボ、ストームライトニング、パパラッチ、ファイアー&キャンドルライト、テレビなど、12のライティングエフェクトが含まれている。
このライトには160個のLEDが搭載されており、0~100%の輝度調整が可能で、CRI 95+ / TLCI 98(これは白色LEDビーズにのみ適用されると思われる)となっている。SmallRigによると、Pix M160の最大照度は1350ルクス(0.5m時)となっている。
内蔵バッテリーの容量は3800mAh。このライトは、USB Type-Cポートで充電できるほか、電源出力用のUSB Type-Aポート(5V/2.4A)も備えているので、パワーバンクとしても機能する。ただし、これはライトがオフのときのみ。背面の有機ELステータススクリーンは、メニューをナビゲートしたり、バッテリーの残量や現在の明るさを確認できる。
SmallRig Pix M160はアルミニウム合金製で、重さは約230g、大きさは携帯電話とほぼ同じ(158×80×12.4mm)だ。Aputure MCと同様にマグネットが内蔵されており、工具なしで金属面に簡単に取り付けることができる。側面には1/4″20のネジ穴が2つあるので、マジックアームや三脚などに取り付けることもできる。
価格と発売時期
LEDライト「SmallRig Pix M160 RGBWW」は、現在、予約受付中。価格は99ドルに設定されている。LEDライト本体の他に、ハニカムグリッド、ライトディフューザー、ボールヘッド(761)、USB Type-C充電ケーブル、携帯用バッグ、取扱説明書が同梱される。