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SonnetがDuoModo eGPUモジュールを発表 – Macを簡単に拡張可能に

SonnetがDuoModo eGPUモジュールを発表 - Macを簡単に拡張可能に

Mac用のハイエンドで高性能な拡張機器メーカー、Sonnet Techは、Apple純正コンピュータの拡張を簡単に行うことができるモジュール式のデスクトップまたはラックマウントシステムであるSonnet DuoModoを発表した。

Sonnet DuoModoは、Thunderbolt 3のパワーを使ってAppleコンピュータの出力を最大化するために作られたモジュラーシステムだ。IntelベースのMacであれば、このような拡張ツールによるパワーアップや機能拡張の恩恵を受けることができる。また、まだMacを使用していない場合は、モジュールのひとつにMac Miniを装着することができる。

 DuoModoは2段階のシステムになっている。まず、自分のニーズに合ったモジュールを選び、それらのモジュールをデスクトップ型やラックマウント型の筐体に簡単に挿入することができる。拡張ボックスを提供している企業は他にも多くあるが(代表的なものはBlackmagic eGPU)、DuoModoシステムの柔軟性は他とは一線を画している。

Sonnet DuoModo eGPU Moduleの概要

Mac環境の映像クリエーターにとって最も切実なニーズは、eGPUモジュールだろう。NLEでは、エフェクトのレンダリング、カラー、再生などをGPUに依存する傾向がある。また、After EffectsやResolveのような負荷の高いプログラムでは、さらにGPUに依存することになる。

内部拡張やユーザーによるアップグレードを考慮して作られているWindows PCとは異なり、Macコンピュータはクローズドシステムのため、編集やレンダリングのパフォーマンスを向上させたいと思っても、新しいGPUを接続するわけにはいかない。GPUに電源を供給し、標準的なGPUの接続をMacが扱えるものに変換するドックが必要となる。

Sonnet DuoModo
An example build, using the xMac Mini and eGPU modules. Image Credit: Sonnet

Sonnet DuoModoのeGPUモジュールがこれを解決する。AMDのGPUを筐体に取り付け、Thunderbolt 3ケーブルでMacに接続するだけで、ワンランク上の編集作業が可能になる。これらのモジュールは、DuoModoのラックやデスクマウントに2つ搭載することができる。

Macが無い場合にも対応

既存のシステムを補完するのではなく、システム全体を構築したいのであれば、Sonnet DuoModo xMac Mini Moduleをお勧めする。Mac Miniは、その小さくて無駄のないフレームと拡張のしやすさから、長い間、業務用として愛用されてきた。かなり強力なプロセッサで構成され、豊富な入出力端子を持ち、ク静かに動作する。

Sonnet DuoModo
Image Credit: Sonnet

DuoModoのxMac Miniモジュールは、2つのM.2 PCIe SSDスロットを追加し、最大16TBのエクスタ・ストレージを内蔵している。それだけでなく、内部にUSB-Aポートが追加されており、ライセンスドングルを安全かつ目立たないように追加することができる。また、すべての標準I/Oポートをモジュールの前面に配置しているため、アクセスしやすい。

M1 Macには非対応

今のところ、外付けのGPUはM1 Macでは動作しない。この理由について、アップルは明らかにしておらず、これが一時的なスピードアップなのか、意図的な選択なのか、それとも新しいアーキテクチャーの根本的な問題なのかは不明。外付けGPUを追加する場合は、インテル® Macを利用いただきたい。

価格と発売時期

Sonnet DuoModo eGPUモジュールは599.99ドル、xMac Miniモジュールは499.99ドル、エンクロージャは99ドルから199ドルで販売されている。DuoModoモジュールの全製品は、現在購入可能。

Link: Product Page

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