ソニーは、Eマウント対応の3つの新しい非常にコンパクトなプライムレンズを発表した。 24mm F2.8 G、40mm F2.5 G、および50mm F.25 Gで、最も一般的に使用される焦点距離(35mmを除く)をカバーし、コンパクトで軽量なパッケージとなっている。静止画にもビデオにも対応するレンズだ。
コンパクトなプライムレンズは、特に持ち運びの面で有利だ。これらのレンズは、軽量でコンパクトなデザインに加えて、優れたパフォーマンスを提供する。
ただし、価格は約598ドル(税別)。安価ではないが、非常に高価ということでもないだろう。この価格が性能に見合うかは、今後是非確認してみたい。
24mm F2.8 G
このレンズは、他の2つがf /2.5に対しf / 2.8で、3つのうち「最も暗い」レンズだが、非球面レンズ3枚とED(超低分散)1枚を含む9群9枚で構成され、色収差を抑えている。
またフォーカシングしてもレンズの全長は変わらない。
40mm F2.5 G
一般的な35mmと標準とされる50mmの中間の焦点距離になる。 3つの非球面レンズを含む9群9枚のレンズ構成で、収差を抑えて高解像度を実現する。このレンズは、他の2つが持つEDレンズを持たない。
50mm F2.5 G
最後のものは、50mm f / 2.5Gで、このレンズは7群8枚で構成される。2枚の非球面レンズと1枚のEDレンズ搭載している。
特徴
前述のように、これらのレンズは写真ビデオ両方に適している。その主な理由は、絞りリングを持ち、さらに絞りリングのクリック解除ができるからだ。ビデオ撮影時はクリックを解除することができる。
これらのプライムレンズは、側面にフォーカスホールドボタンも備えており、すべて内部でフォーカシングができるため、フォーカス調整時にレンズの長さは変わらない。 MF / AFスイッチも用意されており、デュアルリニアモーターで信頼性の高い高速AFが期待できる。ビデオ撮影では正確なAFトラッキングも可能だ。
3つのレンズはすべて約170gの重量で、非常に軽量、かつ耐塵耐湿設計となっている。 またフィルター径は49mm。3つのレンズはすべて同じサイズとなっている(直径2.68x 1.77インチ)。
価格と発売時期
これらのレンズの価格は約598ドルで、今年の4月から発売される予定。
コンパクトで軽量でありながら高性能なプライムが必要な場合、これらのレンズは候補となるだろう。小型軽量なため、たとえばドローンに搭載する場合にも適している。
なお、低価格なレンズでは、Samyang AF 45mm f / 1.8(289ドル)やシグマ30mm f / 1.4(289ドル)などもある。
一方、高価な方ではソニーの50mm f / 1.2 GMプライムは、ほぼ4倍の価格だ。