ソニーは最近、α68、α77 II、およびα99IIを含むすべてのAマウントカメラをWebサイトから削除した(同社の日本サイトでは存続)。現在はEマウントのミラーレスカメラとシネマカメラが中心になっている。
ソニーは、Eマウントミラーレスカメラ、シネマカメラ、レンズの開発に注力している。実際、最後のAマウントカメラは、2016年のα99IIだった。
2020年9月、同社はAマウントからEマウントへのアダプターLA-EA5もリリースしている。
Aマウントの行方
α68、α77 II、およびα99 IIなどのAマウントカメラは、ソニーの海外Webサイトから消え、B&Hのサイトでも、これらのカメラはすべて無くなった。
もっとも、α7S / α7Rのようなミラーレスカメラが好評で、またFX3 / FX6 / FX9 / FS7などのほとんどのシネマカメラにもEマウントが採用されており、もはやEマウントが主流になっているため、Aマウントはほとんど忘れ去られた存在だ。
スマートフォンのカメラが高性能化し、もはやミラーレスカメラでさえもカメラの主流とは言えない状況で、DSLRカメラの存続は難しいのかもしれない。
AマウントカメラやAマウントレンズのユーザーには厳しい状況になるが、ソニーは少なくとも2、3年は製品のサポートを続けると思われる。今後もAマウントの状況が分かり次第、レポートしたい。
RIP image credit: Sudan Ouyang (https://unsplash.com/photos/4YKgdHJD05A)