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ソニーα6300低照度テスト – ミニα7SⅡになりえるか?
ソニーのα6300が話題になっている。Johnnieがこのカメラを使って既に短いドキュメンタリーを作っているが、更に詳しく見るためラボでのテストを行った。
スペックを見ると、本当かと思うほど良すぎる。4K内部記録がXAVC Sフォーマットで可能で、APS-Cイメージセンサーを持つカメラが$1,000以下なのだ。低照度に定評のあるα7SⅡの約1/3の価格である。
低照度テストのセットアップ
先のレビューを見た読者の方から、特にα7SⅡと低照度特性についてよく質問を受ける。そこで、できるだけ低照度特性を引き出せるよう、ウィーンの冬の暗い雨の夜を撮影してみた。
Metabones Speed Booster E-EFを介してCanon EF L 70-200mm IS II f/2.8ズームを装着。市街地でf2.0(Speed Boosterで1Stop明るくなっている)でテスト撮影してみた。このカメラの基準ISOは800だが、ここでは3200から25600を中心に使っている。そして驚いたのは、このカメラの低照度特性は普通ではないということだ。α7SⅡとの比較は行っていないが、ISO25600まで驚くほどクリーンなのだ。
Speed Boosterが使えることはα6300の大きなメリットである。これによりAPS-Cサイズのセンサーながらフルサイズのセンサーカメラのように扱えるし、感度も1Stop向上するのだ。
イメージセンサーの更なる可能性を求めて、明るいライトでコントラストの強い夜景も撮ってみた。下はグレーディング前のビデオで、Vimeoからダウンロードもできるので、ご自身で試していただきたい。(K264/40Mbps)
ノイズリダクション
詳細は今後のラボでのテストに任せるが、このカメラのノイズリダクションは、フレーム間の相違を計算しているのだが、何か他のものと違っているように思える。早い動きの画でゴーストっぽく見えるのだ。α7SⅡと比べると処理能力が低いのかもしれない。
グレーディング前のビデオ
Music from Music Bed: Paperchaser – The World We Made.
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Nino Leitner
Nino Leitner, AAC is Co-CEO of CineD and MZed. He co-owns CineD (alongside Johnnie Behiri), through his company Nino Film GmbH. Nino is a cinematographer and producer, well-traveled around the world for his productions and filmmaking workshops. He specializes in shooting documentaries and commercials, and at times a narrative piece. Nino is a studied Master of Arts. He lives with his wife and two sons in Vienna, Austria.