ソニーはα6500のファームウェアアップデートV1.04をリリースした。動画撮影時の手振れ補正パフォーマンスを向上させている。
エントリーレベルのミラーレスカメラ、ソニーα6500は、小型ながら高画質の4K動画で、映像制作者に人気のカメラだ。その前モデルのα6300から改善された機能の1つは、In-Body Image Stabilization(IBIS:本体内手振れ補正)技術で、パナソニックGH5やオリンパスE-M1 Mark IIなどでもウリの機能の一つとなっている。また、α6300で問題だったボディがかなり熱くなるという問題も解決している。
オリンパスのセンサースタビライザーほど効果的ではないが、ソニーのIBISは、特にテレ側で効果的に働く。使用するレンズの焦点距離をメニューに入力して使用する。
今週リリースされたα6500ファームウェアアップデートV1.04は、「動画での手振れ補正を向上させる」ことを約束している。今回、V1.04をインストールする前と後で、70〜200mmのテレ端でテストを行なってみた。
非常に非科学的なテストではあるが、自分の目にはアップデート後の改善はほとんど見られなかった。残念ながら、このファームウェアバージョンでオリンパスレベルの手振れ補正は期待できないだろう。
ソニーα6500ファームウェアアップデートはこちらからダウンロードできる。
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