ソニーは先日、α7Cのファームウェアをアップデートした。このアップデートにより、USBでのビデオストリーミング、動物での瞳AF、そして全般的にソフトウェアの安定性が改善された。
ソニーα7Cは、シグマfp(レビューはこちら)、fp L(レビューはこちら)と並ぶ最小クラスのフルフレームミラーレスカメラだ。
このカメラは2020年に発売されたが、2021年12月にファームウェアのアップデートが行われた。
多くの人にとって最大かつ最も興味深いアップデートは、USBストリーミングのアップデートだろう。α7CをUSBケーブルでパソコンに接続し、ライブストリーミングやビデオ通話に利用することができる。同様の機能である「イメージングエッジ・ウェブカム」は、すでに旧型のカメラで利用可能となっている。α7C(ソニーZV-1、ZV-E10と並ぶ)では、この機能を改良し、「USBストリーミング」と名づけている。
USBストリーミング
従来のImaging Edge Webcam機能と比較して、パソコンにプログラムをインストールする必要がなく、すぐに使えるようになった。さらに、ウェブカメラフィードの画質とリフレッシュレートが向上しているようだ。
この機能を使用するには、ユーザーメニューの「USBストリーミング」を有効にして、カメラをUSB-Cポート経由でパソコンと接続する必要がある。
瞳AF
瞳AFもアップデートを行い、動物に対応した。これはソニーの他のカメラでは2年ほど前からすでに実現されていたが、α7Cはこれまで人間にしか対応していなかった。
ソニーは現在、α7Cの新規受注を停止
2021年12月23日以降、ソニーはα7Cの新規受注を受け付けていない。これは、ソニーのプレスリリースによるもの。B&HやCVPなどのショップでは、まだこのカメラの在庫がある(またはバックオーダー中)。ソニーが新規の注文を受け付けるかどうかは不明。
ソニーα6600とZV-E10も同様に一時的に注文を受け付けていないが、α7 IIとα6100は正式に生産中止となった。部品や半導体の不足が続く中、おそらく売れ筋の製品やカメラにリソースを集中させると思われる。
α7Cのファームウェアダウンロード
新しいファームウェアは、ソニーのウェブサイトをご覧いただきたい。