ソニーは、α7R III とα7R IVのLCDディスプレイとUSB-Cコネクターを変更した。LCDディスプレイは1.44mから2.36mドットに高解像度化され、USB-CはUSB3.0からUSB3.2 5Gbpsと高速になっている。新しい製品には、ディスプレイの下にあるソニーのロゴが削除され新しいモデルと古いモデルを区別している。
ソニーのα7RIIIとα7RIVは、それぞれ2017年と2019年に発売されて以来、かなり長い間販売されている。これらはプロの写真家を対象とした高解像度フルフレームカメラだ。(α7RIIIのレビューはこちら、α7RIVのレビューはこちら)。どちらも、内部で最大4K/30p(UHD)の4:2:0 8ビットビデオのみ記録できるが、α7RIVはオートフォーカスシステムを更新した。
変更の内容
新しいモデルには、モデル名に「a」が追加されている。したがって、ILCE-7RM3は、ILCE-7RM3Aとなる。またILCE-7RM4からILCE-7RM4Aに変更される。基本的に3点が変更されている。
- ディスプレイの高解像度化:LCDは1,440,000ドットから2,359,296ドットに変更された。高解像度のディスプレイは一般的により多くの電力を必要とするため、バッテリーの持続時間にわずかに影響を与える可能性がある。
- LCDモニターの下のSONYロゴが削除された。古いモデルと視覚的に区別する最も簡単な方法になる。
- USB-Cポートが、USB3.0からより高速なUSB3.2に変更された。最大速度は5Gbps。
通称は変更されておらず、どのように移行するのかは不明。 B&Hでは、両方のカメラがリストされている。価格についての情報もない。新しいモデルが入荷するまで少し待つのが賢明かもしれない。