ソニーが、同社の一眼レフ(DSLR)の最高峰となるα99IIを発表した。従来のトランスルーセントミラー・テクノロジー(TMT)などの機能を引き継いでいる。また、改良されたオートフォーカスや新設計の42メガピクセルセンサー、そして4K UHD内部記録など新しい機能が搭載されている。
α99IIの主な機能
- 全画素読み出しによりAPS-Cでの4K UHD内部記録
- 4K映像をXAVC-Sフォーマット/100Mbpsで記録
- 新しい“Slow & Quick”モード:1fps~120fps(PAL地域は100fps)
- ピクチャープロファイル、タイムコード、クリーン4:2:2HDMI出力、S-Log2/S-Log3、モニターLUT、ゼブラなどのビデオ機能
- 5軸手振れ補正機能
- 3軸可動式LCDモニター
以下は静止画機能:
- 4メガピクセル、フルフレーム35mm ExmorR CMOSセンサー
- ハイブリッド位相差検出AFシステム
- 79点フォーカスポイント
- 399点像面位相差センサー
- 毎秒12コマの連写機能
- トランスルーセントミラー・テクノロジー
- 5軸手振れ補正機能(α7RII同様)
4KビデオはAPS-Cサイズで記録する。全画素読み出しにより、4Kの約1.8倍の画素数でオーバーサンプリングするため、高解像でクリーンな映像が期待できる。
また、背面のLCDモニターは3軸可動式で、使いやすさも考慮されている。更に、デュアルカードスロット、0.78倍XGA OLEDビューファインダー、アサインできるマルチコントローラー、改良された見やすいメニューなど多くの新機能を搭載している。
価格と発売時期
発売時期は2016年11月、価格は$3,199を予定している。(本体のみ:海外)
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