ソニーは、バッテリーチャージャーBC-ZD1とDCカプラーDC-C1の2つの新しい製品を発表した。どちらの製品も、NP-FZ100バッテリーを使用するαシリーズとシネマラインのカメラに対応する。BC-ZD1は、コンパクトな高速充電器で、2つのバッテリーを同時に充電できる。一方、DC-C1は外部電源からカメラ本体に給電できるので、長時間の撮影やストリーミングに役立つ。
映像制作やビデオ撮影が進化するにつれ、ユーザーには時代に適応したソリューションが必要になってくる。制作手段の低価格化により、カメラやスマートフォンとインターネットへのアクセスさえあれば、誰でもチャンネルを作ることができる。しかし、ライブストリーミングや長時間の撮影では、安定した電源供給が必要となる。ソニーは、NP-FZ100バッテリーを搭載したαシリーズと シネマラインカメラを使用するクリエイターのニーズに応えるアクセサリーとして、BC-ZD1とDC-C1を発表した。
充電器「BC-ZD1」
BC-ZD1は、NP-FZ100バッテリー2本を約155分で満充電できる。30W以上の出力を持つUSB電源と、USB PD(3A)以上の電流に対応したUSBケーブルを接続する必要がある。
充電器は149gと小型・軽量で、充電状態を5段階で表示するインジケーターランプ、放熱対策、充電中の安全性を確保するための内蔵熱監視・制御機能を備えている。
DCカプラーDC-C1の主な特徴
DCカプラーDC-C1は、NP-FZ100またはNP-FW50リチャージャブルバッテリーパックを使用し、連続的にカメラに電力を供給する。このカプラーを使用すれば、65W以上のUSB PD対応ACアダプターやUSB PD対応USBケーブル(5A)などの外部ソースから電力を得ることができる。
また、DC-C1は小型軽量で、不用意にケーブルが抜けるのを防止するロックネジ穴とアンカーループを備えている。プラグインプレートと電源アセンブリを接続する1.6mのケーブルがある。また、電源インジケーターランプが電源の状態を表示する。
価格と発売時期
ソニーDC-C1とBC-ZD1は11月15日に発売される予定。DC-C1は19,250円、BC-ZD1は18,150円となっている。詳細については、ソニーの製品ページ(DC-C1およびBC-ZD1 )をご覧くださ い。