ソニーは、ポケットサイズのデジタルショットガンマイクロホン「ECM-G1」を発表した。超単一指向性ピックアップパターンを採用し、3.5mmマイクジャックを装備、マルチインターフェース(MI)ホットシューを装備したソニーのカメラに対応する。希望小売価格18,920円で2022年秋発売予定。
先月、ソニーはミラーレスカメラとシネマラインカメラの一部に対応するデジタルショットガンマイクロホン、ECM-B10を発表した。そして今回、さらにコンパクトでリーズナブルなECM-G1を発売する。
特にセルフィースタイルで撮影する場合、鮮明な声や音を録音するソリューションを探しているコンテンツクリエイターにとって便利なツールになりそうだ。
特徴
ECM-G1は、カメラに装着するために設計された小型・軽量の指向性マイクロホン。重量は34gで、サイズは28×50.8×48.5mm。ECM-B10よりも小型だ。
マイクのカプセルは約14.6mmの直径で、スーパーカーディオイドピックアップパターンを持つ。正面からの音をクリアに録音し、それ以外の方向からマイクに当たるアンビエンスノイズを抑制することができる。
ECM-G1は、3.5mmジャックを搭載しているため、幅広い機器に対応する。またZV-E10を含む多くのソニーミラーレスカメラや、一部のシネマカメラ(FX3/FX6)に搭載されているデジタルマルチインターフェース(MI)シューにも対応する。デジタルオーディオデータと電源の両方をマルチインターフェースで受け渡しするため、ケーブルやバッテリーは不要だ。
ECM-G1には、屋外での撮影時に風切り音を軽減するウィンドスクリーンが付属しており、周波数振動のノイズを抑える防振ダンパーも搭載されている。
価格と発売時期
新しいソニーECM-G1は、希望小売価格18,920円で2022年秋発売予定。マイク、ウィンドスクリーン、3.5mmジャック、キャリングポーチが同梱される。参考までに、ECM-B10は2022年7月29日発売予定で、現在フジヤカメラで24,930円で予約を受け付けている。
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