
ソニーは、コンパクトで軽量な新しい超広角プライムレンズ「FE 16mm F/1.8 G」を発表した。風景撮影などに最適なこのレンズは、フルフレームイメージセンサーをカバーし、ソニーFE 14mm F/1.8 GMにはない円形の67mmフロントフィルターを使用することができる。
2020年2月に発売されたFE 20mm F/1.8 G、2021年4月に発売されたFE 14mm F/1.8 GMに続き、ソニーはまたF1.8の超広角プライムレンズFE 16mm F/1.8 Gを発表した。ソニーは昨年、より小型・軽量なFE 16-35mm F2.8 GM IIズームレンズを発売した。

特徴
ソニーFE 16mm F/1.8 Gは、直径73.8mmに対して長さわずか75mm、重さわずか304gの小型軽量レンズだ。これは、FE 20mm F/1.8 GやFE 14mm F/1.8 GMよりも軽量でコンパクトになっている。
16mm F/1.8 Gはフルサイズのイメージセンサーをカバーする。レンズには、フォーカスリングと絞りリング、絞りロックと絞りクリックスイッチがあり、映動画撮影にも適してる。また、AF/MFスイッチがあり、フォーカスリングにはリニアレスポンスマニュアルフォーカスがある。
さらに、レンズのすべてのボタンとスイッチにはシリコンラバーパッキンが採用され、ラバーリングがレンズマウントを密閉し、防塵防滴構造となっている。

レンズ構成
ソニーFE16mm F1.8 Gのレンズ構成は、3枚の非球面レンズ、2枚のAAレンズ、3枚のEDレンズ、1枚のスーパーEDレンズを含む12群15枚で構成され、不要なレンズフレアを抑え、色収差を補正する。前玉にはフッ素コーティングが施され、水、油、指紋などをはじくため、常に美しく保つことができる。
絞り羽根は11枚で、丸みを帯びている。最短撮影距離は13cm(AF時は15cm)、フロントフィルター径は67mmとなっている。
価格と発売時期
ソニーFE 16mm F/1.8 Gは2025年4月11日発売予定で国内はオープン価格。欧州では1,000ユーロで発売される。
詳細はソニーのウェブサイトをご覧ください。