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ソニーが ”Airpeak”ドローンプロジェクトを発表

ソニーが ”Airpeak”ドローンプロジェクトを発表

ソニーは、” Airpeak”と名付けられたドローンプロジェクトを発表した。2021年春にリリースするとしている。

ドローンといえばDJIという名前が出てくるほどに、DJIはドローンの分野で有名な会社で、先日もDJI Mini2をリリースしたばかりだ。しかしここにきて、ソニーがドローンカテゴリーに進出するようだ。ソニーは”Airpeak”と名付けられたティーザー広告をリリースしたが、大手メーカーソニーがどのようなドローンを作るのか興味は尽きない。ソニーはイメージセンサーのサプライヤーで、同社が作るドローンとなれば大きなニュースになるだろう。

Sony Airpeak
Background image and logo credit: Sony (edited by CineD)

ソニーAirpeak Project

DJIは、2006年に事業を立ち上げて以来、すでに大きなマーケットシェアを確保している。ソニーは大きく出遅れているが、ソニーは多くのリソースを持つグローバルプレーヤーであり、ハイエンドのカメラ技術に関しても必要なノウハウは十分に持っている。

もちろん、Airpeakが成功するかどうかは分からないが、GoPro Karmaドローンのような失敗の経緯を経験している余裕はない。ドローンの開発は簡単なことではないだろう。DJIがしてきたような、研究開発、およびプロトタイピングが必要となる。そして、ソニーが作るからには、単なるドローンではなく、更なる“驚き”を提供する必要がある。 DJIと対峙するには、何か新しいものが必要だろう。しかしこのような健全な競争は、ユーザーにとっては歓迎すべきもので、ソニーには是非、我々に「Wow]と言わせるものを作ってもらいたい。

ただし、ソニーのAirpeakドローンが正確に何であるかはまだ分からない。ティーザービデオでは実際には何も明らかにされておらず、発売は2021年春に予定されているとだけ表明されている。一般消費者向けではなく、ミッドレンジからハイエンドの制作ツールなのかもしれない。

Airpeakブランド

イメージング&センシング技術や、リアリティ、リアルタイム、リモートの「3Rテクノロジー」を活用し、ドローンのさらなる発展や最高峰の価値創出に貢献するという志を込め、ブランドを“Airpeak”(エアピーク)と定めた、としており、 “Airpeak”というのは、単なる製品ではなく、今後ドローン製品に関するブランドと思われる。

drone
Sony Airpeak teaser. Image creit: Sony

この3Rに関してはソニーが業界をリードしている分野であり、更にAIテクノロジーを活用するとしている。以下は同社の発表文より。

「Airpeakは、映像クリエイターの創造力を余すことなく支援し、エンタテインメントのさらなる発展に加え、各種産業においても一層の効率化や省力化に寄与することを目指します。また、これまでドローンの活用が困難だった環境においても最高水準の安全性、信頼性により安心して利用できるよう、プロジェクトを推進していきます。」

映像クリエーターの立場からは、将来が非常に楽しみだ。ソニーは、2021年春に製品化を進めており、今後もAirpeakプロジェクトのニュースが発信されるだろう。

ソニーのウェブサイトはこちら

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