ソニーはSSDの新製品SL-Eラインアップを欧州で発表した。 240、480、および960GB の3種類の容量が選べ、USB-Cポートを介して高速で転送できる。ポートはすべてボディに装備されている。
SL-Eシリーズは、ソニーが発表した新しいSSDで、高速でコンパクトなデータストレージだ。このドライブは、USB Type-Cポート(USB3.1 gen 2仕様)を搭載しているため、読み取り最大540MB/s、書き込み520MB/sの高速な通信を実現している。USB-C=USB-Cケーブル、USB-C=USB-A(フルサイズ)ケーブルが付属しているため、従来のWindows PC、Mac、Androidスマートフォンやタブレットとの接続も可能。
SL-Eドライブはフラッシュメモリを使用しているため内部には可動部分がなく、耐衝撃性能が向上し、ユニットの機械的故障やデータ損失の可能性が減少する。このドライブにはENC DataVault Liteライセンスが含まれており、256ビットAES暗号化を使用して選択されたパーティションをパスワードで保護しながら、他のパーティションを自由に使用できる。マルチプラットフォームでの互換性があり、MacでロックしてWindowsで開くことができるパスワードを設定することができ、その逆も可能。
ドライブは非常にコンパクトで、ソニーによると、「クレジットカードよりも小さい」としている。サイズは80mmx 47mmx 11mmで、重さはわずか50g。アルミニウム鏡面仕上げで、色は黒のみ。
SL-Eドライブは、α7IIIなど同社のαカメラで使用できるテザリング機能をサポートしている。
主な仕様
- 容量:240GB、480GB、960GB
- USBタイプCポート
- インタフェース:USB 3.1 Gen 2(SuperSpeed USB 10Gbps)
- 転送速度:最大540MB/s、最大520MB/s
- ファイルシステム:exFAT(FAT32でもフォーマット可能)
- 電源:DC 5V(USBバスパワー) 900mA
- 黒色のみ
- サイズ:80mmx 47mmx 11mm
- 重量:50グラム
- Windows 7以降(32ビット/ 64ビット)、OS X 10.9以降で使用可能。 Androidデバイスとの互換性については、こちらを参照。
SL-Eドライブは2018年5月から販売開始予定で、価格は240GBで約169ユーロ、480GBで約289ユーロ、960GBで約499ユーロとされている。