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ソニーがデュアルチャンネル オンカメラワイヤレスオーディオレシーバー「URX-P41D」を発売

ソニーがデュアルチャンネル オンカメラワイヤレスオーディオレシーバー「URX-P41D」を発売

ソニーは、カメラマウント用デュアルチャンネルワイヤレスレシーバー「URX-P41D」を発表した。デジタルオーディオプロセッシング、NFC SYNCペアリング、オートゲイン機能、出力レベルコントロール、100.6mまでの安定した信号伝送に対応し、コンパクトなデザインとなっている。

ソニーURX-P41Dは、ソニーの第4世代ワイヤレスオーディオレシーバー。UWP-Dオーディオファミリーの一員となり、前世代の送信機との後方互換性を確保した。

放送局での使用はもちろん、ドキュメンタリーなど、さまざまな撮影シーンに対応できるポータビリティを備えている。

Image source: Sony

デュアルチャンネル・ワイヤレス・テクノロジー

URX-P41Dは、コンパクトな形状により、カメラの上部に簡単に設置できるポータブル2チャンネルオーディオレシーバーだ。2本のアンテナ(信号強度を最大にするために位置を調整可能)と、2つの独立した内部受信部を備えている。

Image source: Sony

この新しいワイヤレス受信機は、アナログUHFワイヤレス技術に依存し、72MHzのRF帯域幅を有している。2772チャンネルの中から最も安定した周波数を自動でスキャンする。ダイバーシティ受信技術により、100.6m/330ftまでのドロップアウトを最小限に抑え、各周波数帯は最大16台の送信機をサポートしている。

デジタルオーディオプロセッシング

本機とカメラの接続は、付属の3.5mmケーブルとXLRケーブルで行うことができる。さらに、オプションのMIシューアダプター「SMAD-P5」を介して、多くのソニーXDCAMカムコーダーやαミラーレスカメラとシームレスに統合することができる。D/A、A/D変換を行わないダイレクトなデジタルオーディオ録音が可能。

Sony SMAD-P5 digital interface (optional). Image source: Sony

さらに、ソニーのデジタルオーディオプロセッシングにより、TXとRX間の通信を最適化し、より鮮明な音声信号が得られると期待される。

スマートな機能

このURX-P41Dには、他にもNFC SYNC機能など、先進的な機能が満載されている。専用ボタンを押すことで、近くにある送信機とペアリングするために、最も安定した周波数を自動的に探し始める。さらに、チャンネルメモリー機能により、4つの送信機を素早く切り替えることができる。

Image source: Sony

また、XLRケーブルで他の機器に音声を送信する際のレベルを調整できる出力レベルコントロールも搭載している。

デザイン・電源

デザイン的に面白いのは、外部3.5mmマイク入力を直接レシーバーに内蔵していることだ。例えば、ワンマン撮影でインタビュアーの声を録音する場合などに有効。3.5mmヘッドホン出力と、明るい有機EL画面に表示される4チャンネルミキサーにより、音声レベルを正確にモニターすることができる。

Image source: Sony

URX-P41Dは、オールメタル製の堅牢な構造で、アンテナを含まないサイズは63×70×35mm、バッテリーなしの重量は159gとコンパクトなフォルムを実現している。

Image source: Sony

受信機への電源供給に関しても、非常に高い柔軟性を備えている。単三電池2本で約4.5時間使用でき、電池の残量は画面上に分単位で表示される。さらに、本機はUSB-Cポートを介してパワーバンクから、またはMIシューアダプターSMAD-P5と組み合わせたときにカメラから直接電力を引き出すこともできる。

価格と発売時期

「URX-P41D」は、フジヤカメラで90,750円で予約受付中。

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