ソニーは、VENICE 2のメニューシステムのオンラインカメラシミュレータをリリースした。 このツールは現在ソニーのウェブサイトで無料で利用でき、8.6Kと6Kセンサーのオプションから選択することができる。
ソニーのVENICE 2は、同社のフラッグシップシネマカメラだ。2021年11月に初めて発表されたこのCineAltaカメラには、8.6Kまたは6Kの2つのフルフレームセンサーのオプションが用意されている。(ラボテストの記事はこちら)
同社は、VENICE 2用のオンラインカメラメニューシミュレーターを導入した。 これにより、ユーザーは、余分に1日レンタルすることなくカメラの操作に慣れることができる。
VENICE 2 カメラメニューシミュレーター
もし高価な機材を手にする機会がほとんどないのであれば、オンラインメニューシミュレーターは新しいカメラシステムを知るのに最適な方法と言える。
個人的には、ARRI Camera Simulatorsが非常に役に立った。また、Donnaアプリ(iOSのみ)により、RED DSMC 2カメラのメニューシステムにアクセスできなかった時期に、より深く知るとができた。
ソニーは、オリジナルのVENICEですでにカメラメニューシミュレーターを導入しているが、今回は、その後継機用に同様のツールを開発した。実際のメニュー構造にアクセスする前に、8Kまたは6Kのセンサーサイズを選択する必要がある。どちらもフルフレーム(CBKZ-3620F)、アナモルフィック(CBKZ-3620A)のライセンスがインストールされている。
カメラ内部に入ると、AC1面に主な操作系と情報が表示される。そこから、メニューのナビゲート、カメラの設定変更などを、すべてのボタンをタッチするアプローチで行うことができる。録画機能や一部のカスタムキーなど、使用できない機能もあるが、実際にカメラを手にしているような感覚を味わうことができる。
価格と発売時期
Sony VENICE 2 Camera Menu Simulatorは、完全無料のツールで、メーカーのウェブサイトから入手できる。デスクトップのブラウザから、あるいはスマートデバイスからアクセスすることができる。