ソニーがVENICEのファームウェア6.0をリリースし、ダウンロード可能になったた。新しく導入されたフレームレートや、その他のさまざまな機能が追加されている。
すべてのソフトウェアライセンスで新しく追加されたフレームレートがある。以下の表を参照いただきたい。
HFR機能
- 5.7K 16:9最大72fps
- 4K 6:5最大72fps
- 3.8K 16:9最大110fps
新しいメタデータ機能
メタデータに関連しても機能が追加されている。
- ジャイロ情報
- FUJINON PremistaシリーズにZEISS eXtended Dataをサポート
新しいモニター出力機能
- ビューファインダーへの3D LUTの適応
- 新しいART(Advanced Rendering Transform)ファイルのインポート
- SDI 1-4 3G-SDIレベルA / B切り替え可能
撮影アシスト機能
ソーシャルフレームラインを含む撮影支援機能。
- 2番目のユーザーフレームライン
- 9:16および1:1のプリセットフレームライン
- RECのビープ音とアラームの音量を個別に調整
- すべてのファイルをロードする場合にCamID + Reel#を維持
- OSDでGenlockとTCロックのステータスを表示
- USERボタンでデ・スクイーズのオン/オフ
- RCP Call機能
VENICEファームウェア6.0は、12月15日にソニー Veniceの公式Webサイトで公開されダウンロードできる。
サポート情報とリリースノートも同じリンクにある。なおファームウェア6.0を適用するには、ファームウェアがv4.0以降である必要がある。
また、ART(Advanced Rendering Transform)テクノロジーを利用したVENICE用のTECHNICOLORルックライブラリの初期リリースについても言及されている。
これは、フィルムプリントエミュレーションの5つのルックで最初に作成された無料のLUTライブラリだ(rec 709ターゲットディスプレイを使用)。