ソニーが Xperia PROおよびPRO-Iスマートフォンをアップデートした。外部モニターアプリは、ソニーαシリーズのカメラユーザーにとって興味深い新機能を備えている。ライブストリーミング、画像モニタリングツール、そしてαシリーズのカメラコントロール機能などだ。
昨年1月に発表されたXperia PROは、同社初のMicro HDMIポートを搭載したスマートフォンで、ソニーのミラーレスカメラでプロフェッショナルなモニタリングができるようになった。CineDではこのスマートフォンを使って、モニタリングとライブストリーミングの機能をテストした。レビューはこちら。
PROモデルのすぐ後に、1インチイメージセンサーを搭載し、HDMI入力コネクタが無いPRO-Iが発売された。今回、両機種ともアップデートが実施され、不足していた機能のいくつかがサポートされることになった。
ソニーXperia PROおよびPRO-I 外部モニターアプリ:新機能
このアップデートにより、ユーザーはXperia PRO、PRO-I、またはXperia 1 IVの5Gネットワーク機能を利用して、αカメラからYouTubeやその他の人気プラットフォームへの直接ライブストリームを設定することができるようになった。カメラは、Xperia PROではHDMI、PRO-IとXperia 1 IVではUSB-Cを使用してスマートデバイスに接続する必要がある。UVC(USB Video Capture)技術に対応するソニーのカメラには、α7 IV、α7C、RX-0 II、ZV-1、ZV-E10が含まれる。
さらに、PROとPRO-Iモデルには、露出を評価するための基本的なツールである波形モニターとフォールスカラー機能がようやく搭載された。前者は輝度データ、RGB各チャンネル、またはその両方を同時に表示することが可能だ。一方、後者は画像の各エリアに、露出レベルに応じて色を割り当てる。
最後に、Xperia PROは、α1、α7S III、α7 IVを含むソニーのミラーレスカメラの制御機能を獲得した。HDMIケーブルとUSBケーブルの両方を接続し、スマートフォンのタッチスクリーンをタップするだけで録画の開始/停止を行うことができる。また、この設定により、カメラの設定をオーバーレイ表示した画像を全画面で大きく表示することができる。
価格と発売時期
ソニーのXperia PROとPRO-Iのユーザーは、無料でアップデートできる。