サウンドデバイス(Sound Devices)は、IBCで新製品の833ポータブルコンパクトミキサーレコーダーを発表した。これは、6マイク/ラインプリアンプ、8チャンネル、256 GB内蔵SSDを搭載し、Lバッテリー2個で給電する。
サウンドデバイスは米国に本社を置くメーカーで、長年にわたって高品質のオーディオ機器を製造しており、主にオーディオレコーダーとミキサーで知られている。今年、同社はMixPre IIとプレミアムポータブルミキサーレコーダーScorpioを発表しており、今回833コンパクトミキサーレコーダーを発表した。
833コンパクトミキサーレコーダー
同社の 633と同様、833は小型、軽量、コンパクトで、寸法はわずか5.1 x 22 x 17cm、重量は1.25kg。
833には、6つのマイク/ラインプリアンプ、8つのチャンネル、12のトラック、6つのアナログ出力、およびタイムコード機能がある。新しいプリアンプ設計、2つのSDカードスロット、デュアルLバッテリーでの電源供給と充電、内部256 GB SSDなど、上位機種のScorpioから多くの機能を継承している。 833は、最大8チャンネルのDuganオートミキシングを備えている。
833レコーダーは320×240ドットの半透過型LCDディスプレイを備えており、各機能をモニターできる。また太陽光下でも見やすい。 USBに接続されたSDリモートアプリを介して、より大きなタッチスクリーンディスプレイを使用できる。
さらに最近ソニーとの協業で、ソニーのDWR-S03DデジタルワイヤレスレシーバーがSuperSlotに対応した。 DWR-S03Dは、Audio Limited、Wisycom、Sennheiser、およびLectrosonicsのRFレシーバーともSuperSlotの互換性を実装している。 SuperSlotレシーバーは、同社のScorpioミキサーレコーダー、SL-6ワイヤレス分配および給電システムで使用できる。ソニーの新しいレシーバーは今年後半に出荷される予定。
833は現在予約注文可能。価格は3,995ドルに設定されている。