SWITがCURVE500 HDMIワイヤレスシステムを発売
SWITは手頃な価格のワイヤレスビデオシステムSWIT CURVE500を発表した。小型軽量で、HDMI入力ポートとHDMI出力ポートを備えている。 30msの低遅延で、DSLRやミラーレスカメラでの収録に最適だ。
主な特徴
SWITは10年以上にわたってワイヤレスビデオシステムを製造しており、SWIT CURVE500は手頃なHDMIワイヤレスシステム。なおFLOWシリーズのような、SDIとHDMIの入出力ポートを備えたプロフェッショナル用もラインアップしている。
SWIT CURVE500は下のようなFLOW500との多くの共通点を持つ。
- SWITのKUWI 5.1〜5.9 GHzワイヤレステクノロジーを使用し、最大伝送距離は150メートル。これは「WiFiベース」の伝送ではなく、30ミリ秒という低遅延で、はるかに信頼性が高い。
- アルミニウム製。
- 送信機には1系統のHDMI入力ポートと1系統のHDMI出力ポート、受信機には2系統のHDMIポートがある。また、送信機と受信機の両方に2系統のUSB Type-Cポートがある。
- 各ユニットの背面には、ソニーのNP-Fタイプ用バッテリープレートがあり、側面には、D-Tapからユニットに電力を供給するための7-34V DC入力がある。
- SWIT CURVE500は、最大1080P/60fpsの映像信号に対応する。
もちろん、FLOWシリーズとCURVEシリーズには違いもある。たとえば、SWIT CURVE500にはステータスLCDもチャンネル選択の機能もない。ただし、CURVE500は動的な周波数選択をサポートしている。これにより、利用可能なすべての周波数を自動的にスキャンし、可能な限り最良のチャネルを見つける。干渉がある場合、自動的にチャネルを切り替える。
またCURVE500では、トランスミッタを複数のレシーバとペアにすることはできない。しかし、全体として、このワイヤレスシステムは、DSLR /ミラーレスカメラユーザーに、最適なワイヤレスシステムのひとつと言える。
価格と発売時期
SWIT CURVE500の価格は499ユーロで、5月か6月に発売される予定。