Cine Gear 2024で、我々はSWITの21.5インチFM-215HDRフィールドモニターを初めて見た。今回、SWITはFM-215HDRモニター用のファームウェアアップデートV21.6.38Rをリリースし、LUTのアップロードを最適化し、アナモフィックレンズ用のデスクイーズ機能を導入した。
最近、様々な放送・映画業界製品を専門とする中国のエレクトロニクス企業、SWITからいくつかの新製品が発表されている。4月にはSWIT OMNI Vマウント・バッテリーをリリースし、3月にはCL-40Dコンパクト・バイカラーLEDパネルをレポートした。 SWIT 21.5インチFM-215HDRに関しては、今回のファームウェア・アップデートのリリースにより、このフィールドモニターにさらに多くの機能が追加されるはずだ。
FM-215HDRフィールドモニターの外観
SWITの21.5″FM-215HDRフィールドモニターは、映画のセットやライブストリーミングで使用されることを意図している。先進的な量子ドットLED(QD-LED)パネルを採用し、バックライトは1000nitsと明るく、PQ/HLG/S-Log3 HDRモニタリングに対応している。モニターは、12G-SDI 4K入出力、4× 3G-SDI Quadlink 4K入力、HDMI 2.0 4K入力を含む4K入力に対応する。フライトケースとスクリーンプロテクターが付属する。詳細については、今年のCine GearでのFirst Lookビデオをご覧いただきたい。
ファームウェアバージョンV21.6.38Rの内容
- 最大13のUser Luts (*.cube) アップロードをサポートし、17x17x17と33x33x33の両方のキューブをサポート。
- アナモフィックデスクイーズ機能を追加 (1.33倍/1.5倍/1.66倍/2倍/1.33倍マグ/1.5倍マグ/1.66倍マグ/2倍マグ)
- Fnキーに入力ソース選択を追加
- 入力範囲64-1023を追加
- RGB GAIN/BIASとCBSの調整精度を最適化した。
- PBP H/V設定メニューの最適化
- オーバーレイチャートのデフォルト表示位置を最適化。
- Waveformsのデフォルトの透明度を最適化。
以下はSWITのビデオで、アップデートの手順を説明している:
価格と発売時期
SWIT FM-215HDRフィールドモニターの詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。モニターのファームウェア・アップデートV21.6.38Rは、このダウンロードリンクから入手できる。