これは簡単なことで、上の画像にすでにすべての詳細が記載されている。SWITは、便利なD-Tapコンセントだけでなく、双方向に動作するUSB-Cポートを備えたDVバッテリーの新ラインを発表した。SWITのバッテリーでスマートフォンを充電したり、通常のUSB-Cチャージャーでバッテリーを充電することができる。
このSWIT USB-CシリーズのDVバッテリーは、新たに4モデルある。ソニーBP-U、NP-F、キヤノンBP-A、パナソニックVBRだ。どんなカメラを使っていても、それに合ったバッテリーを選べばよい。バッテリーの種類によって多少仕様が異なるが、USB-Cコネクタが付属しているのがポイントだ。
USBはUniversal Serial Busの略なので、USB-Cポートを使用する一般的なデバイスに給電することができる。
SWIT USB-Cシリーズ DVバッテリー
これらの新しいバッテリーでデバイス(さらにはノートパソコン)を充電できることは素晴らしいことだが、同じUSB-Cポート経由でバッテリー自体を充電できることは、さらに素晴らしいことだ。
これなら、専用の充電器を持ってくるのを忘れても、(もちろんちゃんとした充電器があったほうがいいのだが)とりあえず充電はできる。普段使っているスマートフォンの充電器で充電できるのは、かなり便利だ。
4種類のバッテリーは出力が少し異なり、一覧は以下のようになる。
- Sony BP-U – Capacity: 90Wh – USB-C in/out: 45W
- Sony NP-F – Capacity: 65Wh – USB-C in/out: 25W
- Canon BP-A – Capacity: 90Wh – USB-C in/out 45W
- Panasonic VBR – Capacity: 65Wh – USB-C in/out: 25W
ノートパソコンをフル充電するのは(機種にもよるが)理想的とは言えないが、少なくとも内蔵バッテリーが少なくなってきたときに給電することは可能だ。
SWIT USB-CシリーズのDVバッテリーは、4モデルとも12V安定化D-Tapと4LEDインジケータを上部に備えている。ソニーBP-UとキヤノンBP-AのUSB-C電源出力ソケットは、5V/9V/12V/15V/20V(Max)@2.25Aをサポートする。ソニーNP-FとパナソニックVBRのものは、5V 3A、9V 2.8A、12V 2.1A、15V 1.7A、20V 1.3Aをサポートする。すべてのモデルは、プロトコルBC1.2, PD2.0/3.0, QC2.0/3.0, FCP & SCPで動作する。
価格と発売時期
SWITのウェブサイトには4種類のバッテリーすべてが掲載されているが、価格についてはまだ情報がない。